こんにちは!渋谷佳子です(^^)
先月のことですが、長男が学校から帰ってくるなり
「今日メガネが壊れた。一年生がなんか勘違いして近くにいたオレの顔をパチンと叩いたのね。
そしたらメガネが壊れちゃった。
詳しくは先生から19時に電話くるから」
予定通り時間ぴったりに担任の先生から電話があり、
そのときの様子を詳しく教えてくれました。
そして
先生「(長男が)何もしていないのに(一年生が)叩くわけないでしょって
つい疑ってしまったのですが、
(疑ったんかーーーい)
本当に何もしていませんでした。
すみません。」
(なんて素直で正直者の先生)
(省略)
私「先生、こんな遅くまでお仕事されているんですね。いつもありがとうございます。
もう早く帰ってくださいね。マジでブラックですから笑」
そんな話をして電話を切った数分後、またすぐに電話がかかってきました。
相手の一年生のお母さんでした。
(省略)
私「学校から電話が来たり、こうして電話をかけたりするのって大変ですよね。
でもきっと、子どもなりに叩く理由があったんですよね。」
そんな話をしていたら
相手のお母さんが涙声になり、
つられて私も泣きそうになった。
我が子が誰かに傷つけられるのはとても悲しい。
同じくらい
我が子が誰かを傷つけるのもすごく悲しい。
子育てをしているとこういう場面に出くわすこともあります。
そのたびに親はモヤモヤしたりイライラしたり…。
子どもは、トラブルを通して人とのコミュニケーションを学んでいきます。
衝突したり乗り越えたりしながら
人と関わる能力を学んで高めて
それが将来に必要な力となっていきます。
と、頭でわかっていながら
長男が友だちを傷つけてしまったときは、
「あなたの子育て間違ってますよ」って言われている気がして
子どもが叱られると
自分も責められているような気がして
私の子育てが人に迷惑をかけているような気がして
悲しかった。
何がいけなかったんだろうと
母として自信がなくなったのも事実。
だからそれを払拭するかのように
その間違いを正しそうと
長男がやったことを怒りまくって自分も責めすぎなくらい責めていました。
怒れば怒るほどお互いの関係は悪化して
そのときは反省していても
また繰り返す。
私や長男の悪いところや原因ばかりを探していました。
誰かを攻撃する、傷つける行動は
「助けてのサイン」と言います。
仕事で子どもと関わるときに攻撃する子どもを目にするたびに
「困ってる」
「助けて」
「つらい」
という声が聞こえるような気持ちになります。
傷つけられた子と同じくらい
傷つけた子にも寄り添うことが必要だと感じます。
人の行動には必ず目的があります。
その目的を達成するためには
いけないことだってしてしまう。
「何のためにその行動をしたのだろう?」
「その目的を満たすためには他にどんな方法があるだう?」
とその子の目的や他の方法を考えながら
「子どもが心から本当に望んでいること」
に気づくことが
同じことを繰り返さないための一番の方法だと思っています。
もちろん誰かを傷つけることはいけないことだけど、
その行動はダメでも
子ども自身はダメじゃない。
そして、ママ自身も決してダメじゃないのです。
今日もご覧頂きありがとうございました!
「私は私で大丈夫」
「この子はこの子で大丈夫」
と自分はもちろん、
イライラする子どもや夫、家族にもオッケーが出せる。
さらに、お腹を抱えて笑いながら受講し、人間関係や自分との関係が一気にラクになる
●家族のこころのコーチング講座●