奇跡ってあるの??(その2) | スキルス胃癌と生きる

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 恵みの雨というべきなのでしょうが、台風の影響もあって真夏日ではない気温に下がりましたが、逆に降り過ぎた雨は災害をもたらしますので、過ぎたるは及ばざるがごとしで、災害が起きないことを願っています。

 

 出身が広島市内なので、子供の頃は台風が来ると大雨になり、土地が低いため雨水の排水が追い付かなくて、川の水位が上がり「床下浸水」を何度か経験しましたが、増水はアッと言う間ですので怖い記憶が残っています。

 

 台風とは違いますが、普通に人生を送っている時に、突然不幸が舞い降りるような「癌」という病気にかかっていまい、手術や化学療法など普段経験することのない治療を経験すると、考えることが少し変わってきているのかもしれません。

 

 普段の治療であれば例えば「風邪」の様に症状が治まれば、病院や医師との縁が切れますが、「癌」の場合は「手術で患部が取れるか?」または「抗癌剤が効くか」といった、2者択一的な結果が私たちの前に迫ってきますし、医者との切れ目は2つの結果(治るか否か)でもあります。

 

 全てがそうではありませんが、時間とともに選択肢は狭まり、身体的なダメージも大きくなり、ともすれば先行きの不安について憂鬱になることもありますが、私以上に家族も先行きに不安を抱えています。

 

 さて今回も引き続き「奇跡」がテーマなのですが、前回書いたように奇跡は望む結果が生まれたことによって奇跡なのですから、望まない結果はそうではありません。

 

 必然的に訪れるであろう結果について、漫然と受け入れるのではなく、自分や周囲の理解を得て最善の努力をすることで、必然が遠のくようになったとすれば、それは努力の結果でもあり「自らが奇跡を呼び寄せた」とも考えられます。

 

 「奇跡ってあるの?」という問いに、私としての今の答えは「奇跡は自らが呼び寄せるもの」だと思っています。

 

 ともすれば流されてしまいそうな自分に、今できることをさせることで、生きる力を持たせる、その前向きな努力(精神)によって途は拓けるかもしれません。

 

 家内からスクワットをするように言われていますので、今日から頑張って体力を付けるように運動を始めることにします。