残念ですが再発しました | スキルス胃癌と生きる

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 昨日から天気は下り坂になり、今日はすごい雨ですね。通勤でびしょ濡れになってしまいました。

 

 一昨日になるのですが、4年半目の定期検診に行ったところ、4月の初めに撮ったCTの映像に、腹水と輝点があり「腹膜播種」であると診断されました。

 

 癌の再発には種々の理由がありますが、「遺伝的な体質」と「過去に罹患」した人間の再発はかなり可能性が高いことから、これも運命なのだと受け入れるしかありません。

 

 自分の体の責任は、全て自分にあるのですから。

 

 4年目の検診では何もなかったのですが、この半年で急激に変化したようで、4年が経過して「大丈夫」と思ったのですが、もうすぐ5年を前にして再発したようです。

 

医師とのやり取りの概要

 

医師:最近の体調はどうですか?

私  :ここ2週間ほど、風邪のせいか吐き気がしています。

医師:良くない話ですがCTの映像から癌が再発し、「腹膜播種」です。

私  :前回は何もなかったですよね。

医師:見比べてください、このようになっています。

 

(ここで前回と今回の映像の比較、どの部位かの説明)

 

医師:吐き気があるのは、腹腔内の内圧が上がったからかも。

私  :再発の理由は何でしょうか?

医師:手術の時に、すべての癌細胞を取り除けなかった。

私  :TS-1は効かなったということですか?

医師:そうです。効かなかったので再発したのでしょう。

家内:今後はどうするのですか。

医師:これから説明します。外科では手が打てないので「腫瘍内科」に

    移ってもらい、そちらで診療してもらいます。

    治療方法としては「緩和療法」と「化学療法」がありますが、緩和  

    療法になりますかね。

私  :「緩和療法」の場合の生存期間はどの位?

医師:半年というところでしょう。

私  :絶句・・・(家内も絶句)

 

 医師はカルテに「緩和療法」と記載していました。

 

 前回も誤診した思い込みの強い医師なので、やっと外科から離れられるというのが正直なところで、腹水検査もせず画像だけで判断する姿勢は、またこいつは良く調べもしないで診断する奴だという思いが先に立ちました。

 

 その後で腫瘍内科の診断日を言われ、内視鏡検査を追加ですることを指示されたのですが、書類を見ると検査結果の伝達のない検査でしたから、外科のフォローアップの検査であれば無駄なので、後日電話でキャンセルすることにしました。

 

 腫瘍内科が必要とするのであれば、そっちの指示で検査を受けますが、もう治療しないと宣告した後の検査は、今後の治療に反映されないので必要ないです。(もともと連携が悪くて、院内の人間ドックの資料も見ないで診断したやつなので。)

 

 これから本当の「スキルス胃癌と生きる」になってしまい、再発後の治療や体調の変化について、逐次上げていくことにします。

 

 人生で2度目の癌宣告ですが、乗り越える道を探しながら、癌と少しでも長く折り合って生きてみたいと思っています。