レース後コメント…ルージュリナージュ(6/9) | Riverdanceをご一緒に

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2024.06.09
6月9日レース後コメント(11着)

丸田恭介騎手「ゲート内では落ち着いていましたし、スタートも出てくれたので、いつもよりポジションは前目を取ることができました。道中もリズム良く走れていて抱えるところも作れましたから、立ち回りという部分でも直線まで良い感じで運べたかと思います。ただ、追い出してからの反応がもうひとつで、この馬らしい末脚を使うことができませんでした。外から被されても怯むことは無かったのですが、内から抜けてくる感じもなかったので、もしかすると中途半端に位置を取ってしまったことで伸びを欠いてしまったのかもしれません。いつものように後方でじっくり構えた方が良かったようです。上手く乗れず申し訳ありません」

宗像義忠調教師「ゲートの出が良くて、ある程度のポジションを取れましたからね。直線ではどこまで頑張ってくれるかというところでしたが、直線ではこの馬らしい伸び脚を発揮することができませんでした。丸田騎手が言っていたように、この馬は腹を括って後方から直線勝負といった、いつもの競馬に徹した方がいいのかもしれません。G1の大舞台で好レースをしてくれた後でしたから、ここは何とか結果が欲しかったのですが…すみません。ここまで連戦で頑張ってくれましたので、夏は北海道へ放牧に出してリフレッシュという予定。秋競馬でもう一段階の成長を遂げたリナージュをお見せできるようにと思っています」

リナージュちゃんは、運が無かったなあと思う11着でした。
正直、枠番が出た時にこうなる予感は薄々していましたので…。



当日の馬体重はマイナス2kgの446kg。
連戦ですが、大きく減らす事無く来てくれました。



出て来ました~。



悪くは無いとは思いましたが、今回はパドックでやけにおとなしくて。
そこまで小走りになる事も無く一人で曳けていたので、ぱっと見たら活気がある良いパドックだったのかなとは思うのですが、最近のリナージュちゃんはパドックで一人では抑えきれない位グイグイ行く時が良い時ですので、やっぱり『いつもの挙動をしていない』というのはマイナス要素になってしまいますよね…。



今回の鞍上は丸田Jです。よろしくお願いいたします。



今回は個人的超推し馬のヴェルトライゼンデと一緒のレース。枠番まで隣でした。
別なレースで復帰か、リナージュちゃんが出走しないのであれば本当に楽しみな復帰戦だったのですが、ちょっと複雑な気分です。
流石に休み明けという感じはしましたが、まずは怪我無く復帰戦を終えて欲しいと思います。





返し馬は悪くなかったと思います。
頑張って欲しいですが……。



スタートは、普通に出ました。
……そうなんですよね。和生じゃないと普通にスタート出るんですよね……。
フルゲートですし、馬群もタイトになるでしょうから、恐らく今回は出遅れないので内枠だと包まれて外に出せなくなる可能性が高いなと予想していて、枠番が決まってから本当に嫌だったんですよね……。

こういう時だけ展開予想がバッチリ当たらなくてもいいのに(T▽T;)



馬群の真っただ中でぎゅうぎゅうです……。



馬群が縦長になったここでうまく外に動ければ良かったのですが、この写真だと遠くて分かり辛いのですが、外にずっとカレンシュトラウスがいて内から動けないんですよね…。



コーナーに入る所でカレンが前に行ったので外に出せるかと思ったのですが。



今度はレッドランメルトに先に外から捲られてしまって、動けず。





コーナーを回って…あ~、やっぱり進路が無い(T▽T;)



更に、サイルーンの外に出そうとした所でカレンにブロックされて





結構派手にぶつかって、内に押し込められてしまいました…。



ここから再度外に進路を取って、追い出したのはここから。
前とはだいぶ差がありますし、追ってすぐにはトップスピードに入らないリナージュちゃんだと、この差はちょっと絶望的かな(T▽T;)



追いますが、いつものような伸びが見られません。



これはちょっとしんどいね。







結局11着のゴールでした。お疲れさまでした…。
というか、もしかしてカレンの北村宏Jにマークされていた?ずっと外で蓋をされていた気がしてならないのですが…。
それならせめて先着しろよと。



無事に帰って来てくれました。

外見的にはさほど変わらなくても、連戦の疲れはあったのかなと思います。
最終追い切りも、正直躍動感は前回のほうがありましたし。
今回のほうが行きたがらずに良い追い切りという言葉は媒体などでもちらほら見ましたけど、個人的にはどことなく覇気が足りないというか、リナージュちゃんにしては妙におさまりが良いというか、一回りこぢんまりしてしまった印象を受けていましたので。

確かに直線でぶつけられた不利はあったとはいえ、調子が本来であればもう少しは脚を使えたと思うので、もしかすると調教がピークになってしまい、レースの時に少し下降線になってしまったのかも知れませんね。
和生Jだったらという言葉も聞きますが、たぶん最後方から追い込んで同じような着順だったのではないかと想像しています。

とはいえ、1800mの持ち時計を0.6秒も縮めてくれましたし、11着と着順だけ見ると悪いですが、3着とは0.2秒差でしたし、伸びなかったと書きましたが、上がりも3番目の34.0でしたので、ちゃんと走ってはくれていたと思います。
せめて枠が真ん中よりも外よりで、目立った不利が無くスムーズに走る事が出来ていたら、この状態でも掲示板はあったかも知れませんね。
そう思うと本当に枠が恨めしいですよ…。

そういう所の運を引き寄せられるようになってくれたらなと思います。
うちの仔達は本当にここぞという所で運が悪い仔が多くて、もしかすると自分が出資馬にとっての疫病神なのかとか凹んだりもするのですが…。

今後は北海道で夏休みに入るとの事。
昨年は北海道に避暑に行った筈の仔達が暑さで酷い事になったので、今年は少しでも涼しい夏になればいいなと思います。

リナージュちゃん、お疲れさまでした。
ゆっくり休んで、また頑張りましょう。

怪我などありませんように。