2024.05.22 近況
在厩場所:栗東トレセン
小林真也調教師「この中間は去勢の効果もあり、調整段階から順調に進められたおかげで状態は良かったと思いますし、ゲートインまでは気の悪さを出すことも無く、力を出せる状態でレースに臨めたと思います。ただ、レース振りからは去勢の効果はあまり感じられませんでしたね。直線で他の馬に交わされてからは走る事を止めてしまいましたし、レース後の息遣いを聞いても全力で走り切った感じはありませんでした。前目に付ける競馬をしても交わされたら止めてしまうでしょうし、正直なところ今回のような競馬を続けても今後も同じ事の繰り返しになってしまいそうですから、次はスタート後に一番後ろまで下げるような極端な競馬を試してみても良いかなと考えています。まずはなんとか最後までしっかりと走り切れるように、色々と工夫して取り組んでいければと思います。トレセンに戻って状態を確かめたところ、脚元を含めて目立ったダメージはありませんが、2度目となるタイムオーバーの制裁を課されてしまいましたので、この後は放牧に出して立て直してもらいます」
レアリザシオン君は…おおお!競走馬クビじゃなかった!!!
今回2回目のタイムオーバーだったので、速攻クビだと思ってましたよ。
少なくとも2~3年前のシルクだったら、レース後すぐに引退という話になっていたでしょうから、今回それが無いのでどうするのかな…と思っていたのですよね。
今年の3歳世代はシルク全体もそこまで成績が良く無いという事もあるので、延命された形ですかね…。
次は極端な競馬を試してみても良いかなと考えています。
…とのことですが、並び掛けられるとやめる馬なんだから極端な競馬をしないと駄目でしょうよ…。
そういう本質的な所は去勢したって変わりませんよ。
後ろから行くのであれば、大外をぶん回さないと寄られたらやめてしまうと思うので、脚が遅いと言われ続けているレアリザシオン君にそこまでの脚があるかというのは微妙な所ですが、少なくともあと1戦は走る事が出来るので、頑張って欲しいと思います。
2ヶ月間はレースに出走出来ませんので、その間にしっかりお稽古積んで行って下さいね。