レッドライデン近況情報(12/20・12/21) | Riverdanceをご一緒に

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東京サラブレッドクラブ・シルクホースクラブの一口愛馬応援ブログです
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2023.12.21
引退

本馬は12月17日の中山競馬・障害未勝利(ダ2880m)に出走し、1号障害(水濠)で着地時に躓いて騎手が落馬して競走中止。その後もカラ馬で走り続け、ゴール後に胸からラチに突っ込んでしまいました。捕まってから獣医の診断を受けたところ、『歩様は問題なく、目立った外傷もない。胸と左前腕の打撲』という診断。その後はトレセンに帰って厩舎で経過観察に努めていたのですが、今週に入って左前の球節にも軽い捻挫の症状が出ており、歩様にも表れている状態。レントゲン検査を実施した結果、幸い骨に異常はなかったものの、脚元にダメージが出ている以上、治療を施してリセットしてから競馬へ向かうまでにはかなりの時間を要する見込みです。ジョッキーから障害レースへの適性を疑問視されたことや、年齢的なことも踏まえて関係者の間で協議した結果、誠に残念ではございますが、ここで引退の結論に至りました。出資会員様には追って書面にて詳細をご報告させていただきます。なお、本馬は乗用馬に転向する予定です。長い間、レッドライデン号にたくさんのご声援をいただき、ありがとうございました。

鹿戸調教師「胸部と左前腕の打撲については徐々に良化していますし、左前球節の捻挫も大事には至っておらず、経過としては順調と言っていいでしょう。ただ、前走内容を見ても障害戦で続戦するには危険が伴いますし、かといって平地に戻しても年齢的にパフォーマンスが落ちてしまっている感は否めません。そのあたりも踏まえて関係者の間で協議した結果、残念ではありますが、ここで引退することになりました。2歳時に世界の名手スミヨン騎手が褒めてくれた馬ですし、その後はオープンまで出世して頑張ってくれました。そこから先は勝たせてあげられず申し訳ない気持ちもありますが、これからの馬生の方が長いですから、いつまでも元気なライデンでいて欲しいと願っています。今日までレッドライデンにたくさんのご声援をいただき、ありがとうございました」

2023.12.20
美浦:鹿戸雄一厩舎

厩舎周りを引き運動。
鹿戸調教師「放馬した際に胸と左前腕を打撲してしまいましたが、時間が経ってから左前球節にも軽い捻挫の症状が出ており、歩様にも表れている状態です。レントゲン検査を実施したところ、幸い骨に異常はありませんでした。馬自身に覇気はあって、気負っている感じもないですね。ただ、脚元にダメージが出ている以上、治療を施してリセットしてから次走へ向かうまでにはかなりの時間を要することになるでしょう。年齢的なことも含めて、今後については関係者の間で協議して決めるつもりで、改めて報告させていただきます」

ライデン君、予想通り引退になりました。
暫く考えていましたが、あまり気の利いた事も浮かばなかったので、更新します。

正直、OPに上がってからの扱いがあまりにも酷過ぎたので、怨嗟の声しか無いのですが、そんなことを書き連ねても現役続行にはなりませんので…。

逃げて結果を出した馬が、2戦、自分の形でレースが出来なかっただけで見限られるとは思わなかったですね。
私はちょうどこの世代がライデン、エランドールと両方逃げで結果を残した仔達になったので、どうしてこんなに扱いが違うんだろうと不思議で堪らなかったです。

初富士Sを勝った後、一度媒体などには日経賞という話が出たのですけれど、恐らくタイトルホルダーが出走する事になったので、回避したのでしょう。
実際には福島民報杯を某ジョッキーで走る事になったのですが、ここから大きく歯車が狂って行ったと思います。

去勢をしたら体質が大幅に変わって、体重維持に苦心するようになってしまったのも辛かったですね。
去勢明けは、まともに走れないだろうという所まで大きく体重を減らした所でのレースが続き、ライデン君自身も辛かったと思いますが、頑張ってくれたと思います。

今後は乗馬になるとの事ですので、良い行き先が見付かればと思っています。


初めて命名出来たお馬さんがOPまで上がってくれたのは本当に嬉しかったのですが、あまりライデン君とのメモリアルってないんですよね…。

牧場見学は、北海道にはなかなか行けず。美浦に来てからは、コロナ前からそもそも見学不可の所が外厩だったので、一度も見学に行く事も出来ず。
スミヨンJ大人気につき、唯一の口取りチャンスになった未勝利戦はハズレて口取り出来ませんでしたし、ゼッケンも1度も当選しませんでした。

東サラさんは新馬戦のゼッケンは命名者に贈って下さるので、それが唯一形になるもの。
本当に有難かったです。

あ、あと、カタログの表紙にもなりましたね。良い思い出です。

最後に小ネタをひとつ。

命名者になると、2019年当時はゼッケンモチーフで名前が入ったクリアファイルと、命名証を送って下さっていたのですが。
届いた命名証を見てみると…。



あれ?私の性別間違ってね?( ̄ー ̄;

おかしいな…それともここはMr.で固定なのかな…と思って、数年前に命名者になった事がある女性の馬友さんに聞いてみた所、そんなことはないとのこと。

怒る人もいるのでしょうが、私の名前は字だけ見ると男でも女でも通じるちょっと珍しい名前で、通常でもまともに読まれることが少ないため、あらこんな所でも弊害が…困ったものねえ。位で済んでしまったのですよね…。
私、ちょっと鈍いのかなあ…。

クラブの登録の性別が間違っているのであれば、そのうち面倒な事になるかも?と思って連絡をしてみたところ、単純に作成時の思い込みだったとのことで、作り直して送ってくれました。



これを同じ馬で2通持ってるってレアですよね(苦笑)。
当時ネタにしていいと言われたので、ずっと引退の時に書こうと思っていました。

普段色々言っていますが、そんな東サラさんがやっぱり好きかも知れません(苦笑)。

名前の通り、一瞬の強い煌めきを放ったような現役生活になりましたが…。
この名前は今でも気に入っています。
長い間本当にありがとう。
良いセカンドキャリアが用意されている事を祈ります。

まずはしっかり怪我を治して下さい。


2022.1.22 初富士S(3勝C)勝利時
最終成績:29戦4勝(4-2-2-2-4-15)