16、17日ちょこっと旅行に行ってきた旅行記ですね。
みなさん旅行記を書いたりしてるので書きたくなっただけ。
今16日のホテルで書いてます。
奥さんの旅行メンバーが足りなくて行っただけなんだけど、山口県長門市の「金子みすゞ記念館」へも行くというので。
金子みすゞさんといえば、近頃有名ですね。
『わたしと小鳥とすずと』
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥はわたしのやうに
地面(じべた)を速くははしれない
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど
あの鳴る鈴は私のやうに
たくさんの唄は知らないよ
鈴と、小鳥とそれから私
みんなちがって、みんないい
7月9日に上戸 彩主演でドラマもやってました。
記念館にそのロケ写真もありましたよ
不勉強だったんだけどこんな詩もあるんですねえ
『蜂と神様』
蜂は お花の中に
お花は お庭の中に
お庭は 土塀の中に
土塀は 町の中に
町は 日本の中に
日本は 世界の中に
世界は 神様の中に
さうして さうして 神様は
小ちやな 蜂の中に。
この詩なんて有名なリルケの『秋』にある意味すごく似てますね童謡を越えた詩人だと思います。
『秋』
木の葉が落ちる
落ちる 遠くからのように。
まるで 天で
遠い庭が 枯れたかのように。
木の葉が落ちる
いやいやの素振りをしながら。
そして夜ごとに 落ちる
重い地球が
すべての星から 孤独の中へと。
わたしたちはみんな落ちる
この手も落ちる。
そして よくごらん
ほかの人たちを。
みんな落ちていく。
しかしこの落下を
かぎりなく優しく
その両手で 支えてくれる ひとがいる
彼女は残念ながら放蕩な夫のために、詩作を止められ、最後の子供までとりあげられることになって、自殺で26歳の短い生涯を閉じます。
彼女の時代では男と女、みんなちがってみんないい、とはいかなかったようです。
今はどうなのか、と思いました。
少なくともサッカーは男子サッカーと女子サッカー、みんなちがってみんないい、と言えそうな時代に来ているかもしれません。
しかしこだわるようですが、日本のサッカー代表が出発して
ビジネスクラスとプレミアムエコノミー みんなちがってみんないい
とはとてもいえませんよねえ
最後にこんな詩もありました
『このみち』
このみちのさきには、
大きな森があらうよ。
ひとりぽつちの榎よ、
このみちをゆかうよ。
このみちのさきには、
大きな海があらうよ。
蓮池のかへろよ、
このみちをゆかうよ。
このみちのさきには、
大きな都があらうよ。
さびしさうな案山子よ、
このみちを行かうよ。
このみちのさきには、
なにかなにかあらうよ。
みんなでみんなで行かうよ、
このみちをゆかうよ。
これはメッセージでしょうか
彼女は力尽きても、その道を歩く人はずっと居たようです
今の子供は女子サッカーをする選手を見れるし、もう少しすると絵本にもなるでしょう。
オリンピック 悔いなく戦ってくださいね なでしこ
エンディングはACジャパンのCM『こだまでしょうか』
今日の試合
親善試合 ニュージーランド女子ーコロンビア女子 11:00~
カナダ女子ーブラジル女子 深夜2:00~ Live
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