米女子新人ドラフトとMagic Jackの勝訴 | 1.FFC Frankfurtと世界の女子サッカー

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月13日金曜日、カンサスシティで全米サッカー監督協会(NSCAA)主催のドラフト会議が開催された。


WPSは日本のプロ野球のように次年度獲得する外国人選手や大学卒業生などはドラフト会議で決めるようになっている。

そのシステムだが、指名順位グッド!はクラブの成績の下位を優先して指名するシステムになっており、今期最下位であったAtlanta Beatが第一指名権を持って、今年の注目選手であったSydney Leroux 選手を指名したとのことである。


がんばれ 1.FFC Frankfurt-Sydney Leroux

第一位に指名されたSydney Lerouxさん ©FIFA

Sydney Leroux 選手は、UCLA所属で、2011年には21試合で16ゴール3アシストを決めた21歳のストライカー、U-20の代表でもある。
1月13日付「The Province」によれば彼女はこの指名にTwitterで


Atlanta Beatでプレイできるのにとってもエキサイトしてる。この道を助けてくれたみんなに感謝してる、とってもすばらしいわ


とつぶやいているとのことである。


このドラフトは、Magic Jackを除いた5クラブで行なった。

これで今シーズン出発かと思いきやまた思わぬ問題が発生した。


昨年11月にMagic JackのオーナーDan Borislo氏が、フロリダのPalm Beach裁判所に起していたWPSからの排除無効裁判グッド!で、なんと彼が勝訴してしまった目ということを1月10日ESPNW等が報道している。


がんばれ 1.FFC Frankfurt

勝訴しちゃったMagic Jackオーナー ©ESPW

但し裁判所は、氏の訴えを認めるものの、Magic JackのWPS復帰命令はまだ出していないとのことである。
これに対してWPS側はこの判決に「ひどく失望している」とは述べるものの、Dan Borislo氏の復帰を認める構えではないようだ。

一方Dan Borislo氏は、「ルールは破っていない」と言っており、この判決が出たことで問題はますます混迷の様相を帯びてきている

これでWambachさんやSoloさん達の所属クラブ問題はますますこじれて行きそうな気配である


オリンピック予選前の重大な時期であり、選手のために一刻も早く解決してほしいものだしょぼん





今日のエンディングは大学生+裁判とくれば=名作映画『ペリカン文書』だろう

2大スタージュリア・ロバーツとデンゼル・ワシントンの共演の法廷ドラマの先駆け。ジュリア・ロバーツが事件の謎を解いてしまう天才法律大生、デンゼル・ワシントンが正義の新聞記者という直球配役

実は僕はこの映画がジュリア・ロバーツの初体験で、知的女優のイメージが個人的についてしまって、アカデミーを取った『エリン・ブロコビッチ』が未だに観れない。

とりあえず英語版Trailerをどうぞ






しかしまあ何でも訴訟というアメリカ社会の仕組みにまさか女子サッカーが思いっきり巻き込まれるとはね。

各クラブは有名法律事務所と契約することになるかも。やれやれ




今週のスケジュール


いよいよ1月19日よりカナダのバンクーバーでオリンピックサッカー女子北中米予選です

試合日程グッド!

放映日程グッド!




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