今年のクリスマス映画『クリスマスのその夜に』の一般試写会で「クリスマスに一番見たい映画」アンケートをとったところトップは『ホリディ』だったそうだ。
今までの人生をすっかり取り替えてしまおうというこのトリップは、確かにクリスマスの夢であり、願いごとかもしれないが、実際どう
しかしサッカー選手ならそれはある程度可能だろうか、移籍という手段がある。毎年、シーズンオフ、このごろはクリスマス休みにもジャーナリズムのネタになる。むしろこの時期こそジャーナリズムが忙しいのかもしれない。
だけど、そのクラブで突然試合ができなくなったら、たいへんなことだ。
Wambachさん、Soloさん、Boxxさん、Rapinoeさんなどのアメリカ女子の代表を抱えるクラブ、Magic Jackが、フランチャイズ違反でWPSを排除されて、アメリカ女子サッカーは大揺れに揺れている。
WPS(アメリカ女子プロサッカー)はやはりMagicJackを除いた5チームで出発する意志を固め、U.S Soccerと1部リーグとして存続させてもらうよう、交渉に入っていた。
本来の規定ではWPSは8チームでなければならず、今期の6チームでも特例として認められていたのに、それが1チーム少なくなるのだから、U,S Soccer側もおいそれとは認めるわけにはいかないというところなんだろう。
ネット各紙には、もし一部リーグとして存続できなければ、ブラジル代表のMartaなどの有力選手がアメリカ外に移籍してしまうだろう、との予想が出されていた。
13日の月曜日、この問題でU.S.Soccer側が2012年度については5チームで1部リーグを行うことを承認して、WPSが1部リーグ落ちはまぬがれた格好となった。
多分あとはWPS内のTask Forceでどうやっていくのか詰めていと思われる。
しかし13日付ESPNWでは、MagicJackの元?オーナーDan BorislowはあくまでWPSに対して訴訟をするつもりらしい。
また同紙によれば、この決定はSoloさんやWambachさんがフリーの選手として契約しやすくなったと述べているようだが、契約しない選手も出てくる可能性もあるとも述べている。
5チームでどうやってシーズンをまわしていくのかとか、少なくなるレギュラーをどうするのか、とか問題はまだまだあるような気がする。レギュラー落ちしたメンバーは、他国に移籍するかもしれない。存続要望を出しているMagicJackのファンの問題もあるだろう。
他国では、サッカーリーグは1部、2部、3部が昇格、降格を繰り返すので、こんな問題は起きないだろうが、WPSはこれ自体が独立しているプロリーグなので起こってくる問題かもしれない。
しかしアメリカ女子サッカーが盛り上がったのはワールドカップでの選手の力なんだから、そのあとで選手が少なくなるのは疑問が残るな。どうにかうまくいってほしい
今日のエンディングは『ホリディ』
テーマ曲はリタ・クーリッジの「ウィー・アー・オール・アローン」
アメリカ女子選手がクリスマスホリディに見る夢は、希望が持てる夢なんだろうか?それとも叶わないような夢なんだろうか?
今週の予定
12月18日(日)BuidesLiga第12節(前期最終戦)
Essen-Schönebeck-1.FFC Frankfurt DFBLive
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