エニアグラム 3つのセンター ガッツ | 立命館大学ビジネススクール教授 高橋慶治のブログ

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立命館大学ビジネススクール教授、合同会社人間開発研究所代表社員、元臨床心理士、元JOC強化スタッフ(メンタルトレーニング、コーチング)の高橋慶治が、マインドフルネス、メンタルタフネス、ストレスマネジメント、コミュニケーション&人間関係など色々書いています。

エニアグラムの各性格タイプにはガッツ(腹)、ヘッド(思考)、ハート(感情)の 3 つのタイプの「センター」または「トライアド」と呼ばれる根底のエネルギーの中枢があります。

ガッツセンターはタイプ 8、9、1 ハートセンターはタイプ  2、3、4、そしてタイプ 5、6、7 で構成されている。以下の図は、センターを表しています。

 

 

<エニアグラムのガッツのタイプ>
ガッツの中枢は、タイプ 8、9、および 1 で構成されています。これらのタイプは、主にその深い本能と生来の怒りの影響を受ける傾向があります。

彼らはそれぞれ、独立し、自分の環境をコントロールしたいという欲求を持っています。

 

ガッツが中枢にあるタイプは、健全であれば強く、安定し、地に足が着いて、人生とつながっています。しかし、自分の怒りとあまり向き合っていない場合、無意識のうちに怒りにネガティブな方向に作用してしまう可能性があります。

 

タイプ8は自分の怒りに基づいて行動する傾向があり、それはそれを外側に向ける。怒りが募ると他人を攻撃するかもしれません。

 

タイプ9は、自分の自然な怒りや本能を拒否する傾向があります。言い換えれば、彼らはしばしば怒りが起きないよう自己の欲求を抑圧します。それは怒りを避けるため、欲求不満がくすぶることにより、自己軽視や活力の低下陥るかも知れません。

 

タイプ1は怒りを内面化することで怒りをコントロールしようとするかもしれません。彼らはその存在に気づいていますが、それを内面化することを選択します。これにより、自分自身や他人に対してより批判的になることがよくあります。