昨年は、国連のグテーレス事務総長が演説の中で「地球温暖化が終わった。沸騰化の時代がやって来た。」と述べたほど、世界的に記録的な猛暑となりました。
私も、このブログで、昨年の暑さについていろいろと書きましたが、11月7日に、昨年の東京の暑さを記録しています。
【記録づくめの今年の暑さ(東京)】(2023年)
● 猛暑日(35度以上) 22日間
● 真夏日(30度以上) 86日間
● 夏日(25度以上) 143日間
*東京都千代田区にある気象庁本庁舎敷地内が観測地点
昨年は、北海道も暑かったので、猛暑の時期を迎えてどうなることかと心配していましたが、今年はまだ異常な暑さにはなっていません。
山形県では、特産のサクランボが暑さのために奇形の実が増えて、例年の1割しか出荷できない状況ですが、余市町のサクランボは、豊作になっています。
昨日は、仙台から北海道ツアーに来ている音楽グループ「Sonido del Viento(ソニド デル ビエント)」を余市エコビレッジに招いてコンサートを開催しました。
【Sonido del Vientoコンサート】
エアコンのない会場ですが、気温が21度だったので暑くも寒くもなくて快適でした。昨日(7日)は、本州以南で猛暑となり、静岡市で、ことし国内初の40度超(酷暑日)になったことがニュースになっていたので、「こんな温度になっていたら、コンサートを楽しむどころじゃなかったな。」と思いました。
天然の涼しさは、エアコンの涼しさとは比べものにならない快適さです。冬が長く厳しい分、夏くらい涼しくて快適でなければバランスが取れないので、今年は涼しい夏が戻ってきて欲しいと思います。
【余市エコビレッジの庭からニセコ方面を望む】