さて
訳なのですが、
まずは、そのうちの
ベースの方から手をつけてみます。

↑こんなベースです。

これ
いかにも安そう
すごくフツーなベースで、

見ようによっちゃ
「通販とかの激安品?」
って見られても
まぁ仕方なさそうですが、

実は何気にGreco製でした。



Phoenixベース。
これは、定価4万円くらいの
PXB400と思われます。

カタログは見つかりませんでしたが、
98年頃の雑誌などで盛んに
このPXB400の
広告を見た覚えがあります。

(ちょうど自分は当時中学生で
 雑誌隅から隅まで読んでました…
 なので、その頃見たものとかって
 やたら覚えてるんですね(笑))
しっかり日本製。

そしてペグはゴトー。

比較的安価な楽器ですが、
さすが腐っても鯛というか
グレコの意地を感じます。

ボディはこんな感じ。

カッタウェイがすごく深くて
ハイポジまで弾きやすそうです。



Vol.ノブが
1つ欠品していますが、

なんと
純正のソフトケースが付いていて
(結構嬉しい)、

その中に、

外れたノブが入ってました。



実はこれ、
このベースをくれた友人が
「なんかパーツ一個取れちゃったから、
 ケースに入れといたわ」
って言ってくれていたのです。

無くさないでてくれてよかった
何から何までありがとう!

裏側はこんなです。
こちらも、特になんの問題もありません。

しかし
カッタウェイもジョイントも
深いですね〜

アウトプットはこんなトコ。
少しボディセンター寄りに、
しかも上向きに付いています。

これ、
なかなか考えられてますよね。
ジャック抜けとか破損防止に
結構いいと思います。









と、
全体的に
特に問題のないこのベースですが、
  
ストラップだけはボロボロ。
何故かセロテープで
グルグル巻きになってます。

何でだろう…(笑)





流石に20年近く前のストラップは
強度的にも怖いので、
これは交換しようかな〜

おもしろいと思ったのが、
このブリッジ。

弦を裏通しできる構造になってます。

このベースは
ボディに弦通す穴が無いので
裏通しできませんが、
他の楽器との
部品の共通化なのでしょうね。



でも最初、
何もない穴がいくつか見えたので、
留めネジでも欠品してんのか?って
ちょっと焦りました(笑)







さて
全体的に問題は少ない、
と言うかほぼ問題ないのですが、
弦高は少し高いかな?

どうなんでしょう
んー、そこまでひどく反ってるようにも
見えないなぁ。





今の弦高で、
このままで弾けなくは無いですが、
この楽器、
作りがしっかりしてそうなので
もっとセッティング詰めれそう。

フレットも汚い。
でも減りや凹みはほぼ有りません。

ただただ、
放置してた汚さだと思います。

これも出来れば磨きたいなぁ。








と、
全体的にこんな感じです。

長いこと放置されてたけど、
状態は全然悪くなさそうで、
基本の調整さえしてあげれば
全然復活しそう。

作りも悪くなさそうだし、
こりゃ楽しみです(´˘`)