「マリー・アントワネット」観てきました。「ナポレオン」と二本立てを観たので、その当時のフランスの事が良く分かりました。
結婚が恋愛でなく家系や国を守るための手段であり、子供(特に男子ですが)を生むことは使命とされていた時代であったのは、観ていると日本と変わらない事で、そんな時代だったのだ、と思いました。オーストリアからフランスへ嫁ぐところからのシーンは、とても興味深かったし、その後の結婚生活も面白かったです。
どんなに豪華な家に住んで、美味しいものを食べて、沢山の召使がいても、ある意味、結婚は国を守るための道具として使われていたのだから、可愛そうと言えば可愛そうな人生だったのかも知れないなぁ。
子供ができないプレッシャーと作ろうとする努力のシーンは、デリケートな問題だけど、コミカルな演出で良かったと思いました。最後のベルサイユ宮殿でのシーンは、二人の間に色々あったけど、夫婦の絆?!愛情?!が見れていろいろあった月日による重さを感じられて良かったです。
『概要』
政略結婚でフランス王妃となり、37歳の若さで生涯を閉じたマリー・アントワネット。「ロスト・イン・トランスレーション」のソフィア・コッポラ監督がキルスティン・ダンスト主演で彼女の心の軌跡を描く。
《ストーリー》