『夜明けのすべて』観てきました。 | ケイジのB

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50歳を過ぎて、役者目指してただいま奮闘中です。

『夜明けのすべて』観てきました。良かったですね。何がって、何も大きな事件が起きないし、当たり前の日常が流れていく感じなのですが、映画としてちゃんと見れるところが、やっぱりいいですね。エンタメ、と言ったらちょっと違うかも知れませんが、こういう寄り添ってくれる映画もいいと思います。主役の二人に、変な恋愛感情が無いのも良かったです。
勉強不足で知らなかったのですが、パニック症候群って、今まで何もなかったのに急に起こる?!発症する?!んですね。多少その要素は以前からあるのかも知れませんが、それは怖い事だと思いました。電車にも乗れないとなると、リモートで仕事をすることがだいぶ浸透してきましたが、普通に会社に勤めている人(通勤している人)は本当に困ると思います。こういう精神的な病って、中々他の人が目に見えて気付けなかったり、分からなかったりするので、それもまた厄介ですよね。この映画に出ている人たちは、本当に優しい人たちなので、観ていてとても気持ちが良かったです。プラネタリウムのシーンを見ていたら、行きたくなってしまいました。
『概要』
『そして、バトンは渡された』の瀬尾まいこの原作小説を『ケイコ 目を澄ませて』の三宅唱監督が映画化。原作にオリジナルの要素を加え、職場の同僚2人が交流し少しずつ互いの殻を溶かし合っていく姿を捉える。NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で夫婦役を演じた『ライアー×ライアー』の松村北斗と『スタートアップ・ガールズ』の上白石萌音が主演を務め、光石研、りょう、渋川清彦らが脇を固める。
《ストーリー》
月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さんはある日、会社の同僚である山添くんの小さな行動に怒りを爆発させてしまう。転職してきたばかりなのにやる気なさそうに見えてしまう山添くんもパニック障害を抱えており、生きる気力を失っていた。職場の人たちの理解もあり、藤沢さんと山添くんは友だちでも恋人でもない同志のような特別な気持ちが芽生えていく。2人は自分の症状は改善されなくても、相手を助けられるのではないかと思い始める。
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