大切なバッグが北海道釣行時に破損してしまった…。
かなり、ショック。
チャック部分の腐食が原因。
この所、毎日がとにかく忙しいのだが、少しの時間を作り、集中してリペア作業に取り掛かった。
ファーストモデルであり、もう17~18年は使っているだろうな…。
このくすんだグリーンがたまらなく渋さを出しており、使い心地以上に、使い込んだ感がお気に入りなのだ。
初期モデルは、シルバーの大きなYKKジッパーが付けられていた。
ジッパーの滑りも悪く、何度も手入れしてきたのは、前のブログをチェックしてもらえればわかります…。
「がーん‼️」
こんな、感じで腐食してジッパーの握りが折れてしまったのだ…。
折れたのを気付いたのは、乗船直前。
いや、慌てた~慌てた(笑)
さっそく中身を出し、外側を綺麗に拭いてから、作業開始。
チャックには、このクサビナが握りとして付けてあった。
いや、これを付けて、開閉し安くしたのだが、ファーストモデルは、本当にジッパー開閉が硬くて大変だったんです。
パタゴニアのスタッフさんにも何度かお伝えして、次のモデルでは多少改善されていました。
みんな、思う事は一緒なんですよね。
ジッパーの付根に、ドリルで細い穴を開けて行きます。
なんせ、腐食している金属だから、もうドキドキ…。
無理をせず、何度も空いた穴を確認しながら、ゆっくりドリルで開けていきます。
ボディとなる、ジッパーの付根も傷付くことなく、無事貫通。
いやぁ~、集中したよ…。
空いた穴に、ケプラー素材を通し、三つ編みで握りを組んで行きます。
このケプラーを通す際に、悩んだのは、引き手部分となる握りを、ビニールチューブなどを通して開閉し安くした方が良いか…
しかし、握りやすいパーツを入れるのは、止めました。
ただでさえ腐食劣化している金属パーツに、テコの様なチカラを加える事でマイナスになりそうだったからです。
この様に、しっかりと三つ編みをし、開閉できる様になんとかしました。
防水バッグだから、開閉の悪さは多少あって仕方ないとわかっていますが、これからもジッパー部分にシリコン材をきちんと塗り、グレートバイザーを大切にしていきたいものです。
いつまでも、このバッグと共にヒラマサ狙いに出掛けたいからなっ。
良かった、直って。