私は田舎育ちで
ポツンと一軒家に出てくるような
山育ちです。


学校へ行くのに、山道を20分ほど歩いて
農道へ出てから、バスに乗って学校へ行く
という毎日でした。



すごい田舎!ガーン💦



兄は私と2つ違い。


兄が高校生になると
山に入って、杉の木の手入れ(枝落とし)を
父の指示に従ってやっていました。


そんなある日、
兄は高熱を出して倒れました。



病院へ行っても
原因がわかりません。



食べ物も受け付けないで
熱でうなされ、口に出来る物は
すり下ろした生のりんごジュースくらいでした。


高熱は約1ヶ月続き、


兄は死んでしまうのかも。。


そんな雰囲気の中


祖母が祈祷師(霊媒師)さんに頼んで
視てもらいました。




山で立小便している

そこは神が通る道

山の神が怒っている





‥‥と言われたそう。



ガーン汗




兄はそんな事してない、と
言ってましたが


祈祷していただいた後、
徐々に熱は下がり
元の元気な兄に戻りました。



立小便ではなくても、
山の神の道をうっかり踏みにじったり
ツバを吐いたりしたのかもしれません。




18歳まで山奥に住んでいた私の経験では
精霊はいると思います。
都会に住んでると感覚が鈍り
わからなくなりますが
自然から意識のようなものを感じていました。


昼間でも決して立ち入ってはいけない
雰囲気の山の場所は
幼少ながら感覚で感じ取っていましたし、
祖母も〝何か〟を
いつも恐れていたように見えました。


でも怖いばかりではなかったです。
山道を1人歩きながら歌を歌うと
無風なのに
通るちょっと前にある葉っぱや花だけ
大きく揺れて
リズムを取ってくれたりしてたんです。



今思うと
まるでジブリの世界にやり




あと、突然
飛んできたたんぽぽの綿毛に囲まれたり、
夜は蛍に囲まれたりして、
寂しい思いをしていた私を
元気づけてくれているような不思議な現象に
心癒されたりしていました。



だから、
山は優しいんです。



礼儀をちゃんとしていれば
怖くはないです。



山に入る時は、
挨拶するといいですよ。

これから、山に入ります。
失礼しますって。



うっかり山の神の道に入って
失礼のないようにしてくださいね



☆明日は「低級霊に操られた男性の話」です。



↓姉弟揃って霊感体質wにやり
 こちらも良かったらご覧ください。