7月9日(金) 梅雨の中の先週末。
どこか登れる山はないかな?なんて天気予報を見ていたら
恵那山の土曜午前中に晴れマークが。
数年前に林道を登って登山口の駐車場まで来たものの先着車で満タン…
どうあがいても駐められず泣く泣く退散したという思い出がある山です。
それからずっと気持ち的にモヤモヤが続いていましたが今回登ることにしました。
金曜の19時頃に金沢出発。
東海北陸道を南下、飛騨清見ICから高山市内方面へ。
いつもなら高山西の「道の駅ななもり清見」でゆっくりするところですがまだ先は長いです。
カフェインの錠剤を飲んでR41経由R256に入って2番目の道の駅で泊まりました。
「うら木曽街道」 この道、好きです。
ちらっと晩酌しながら恵那山の翌日の天気予報をチェック。
午前9時に小雨マーク、そのあと曇りになっていました。
翌7月10日(土) 午前5時半過ぎに神坂峠に到着。
駐車場は登山口の前を左折したらすぐ右手にありました。
小雨が降ってます。
一番乗りでしたがすぐに3台入ってきました。
ソフトバンクの電波は届いていませんでした。
雨雲レーダー見たかったのに。
6:11 レインウェアを着て出発。
恵那山は眺望が無くてつまらないらしく「がっかり百名山」なんていう別名もありますが実際はどうなんでしょうか。
ササユリが一輪出迎えてくれました。
「コケるなよ」なんて声が聞こえたような?
登山口の標高は約1600m、
そこから約1700mの千両山へ標高を上げます。
6:32 千両山に到着。
6:52 そこから約1550mの鳥越峠まで下ります。
登山口より低いところへ降りてしまったことになります。
ということは、帰りは上り? ^^;
標識をアップで。
恵那山山頂まで3時間とのことです。
少しアップダウンのある水平道が続いてから1696mの大判山まで。
7:39 大判山到着。
手前は途中で抜かれた夫婦連れ。
奥は私より先にスタートしていった北関東ナンバーの単独男性。
私もここで小休止。雨はほとんど降ってません。
登山道は若干水溜りやぬかるみがありましたがよく整備されていました。
山頂まであと2.5kmとのこと。
ところでこの山の山頂ってどこなんでしょうか。
調べてもよくわかりませんでした。
この日はそのことを解明すべく(笑)山頂エリアを探検するつもりです。
ところどころ急登もありながら標高を上げていきます。
8:57 ビューポイントらしきところですが真っ白け。
↑
9:43 前宮登山道の分岐の手前です。
↓
10:11 分岐に到着。左折します。
直進すると1893年にウォルター・ウェストンが登ってきた前宮ルートです。
10:18 二乃宮社 剣神社。
一乃宮社は前宮ルートにあるみたいです。
前宮ルートを降りれば恵那神社があります。なるほどね。
等高線に埋もれてしまうような微妙なアップダウンを繰り返しながら進みます。
10:35 三乃宮社 神明社。 もう山頂エリアみたいです。
10:42 四乃宮社 熊野社。
10:44 道の左手に小高い岩場があったので登ったら避難小屋の屋根が見えました。
10:47 「恵那山々頂小屋」 到着。
「ビュースポット 小屋裏の岩場」 と書かれています。
裏に回ったらさっきの岩場でした。
ここからは登りにくいので帰りにさっきのところからもう一度寄ってみますね。
「黒井沢登山口には下りられません」の注意書きがありました。
林道が災害で長期間通行止めになっているんですね。
小屋の先にトイレがありました。
山頂エリアの案内図がありました。
わかりやすいですね。
深田久弥は黒井沢登山口から登ってきて神坂峠へ降りたそうです。
五乃宮社 富士社。
後ろからですみません。帰りに正面からお参りさせてもらいます。
六乃宮社 葛城社。
そして恵那山本社です。
しばらく進むと、あの有名な 「展望のない展望台」が。
11:05 山頂標識前に到着。
2191mと書かれていますが実際は2190.3mのはず。
本当の2191m恵那山最高地点は地図で見ると避難小屋の登山口側です。
来るとき見逃しました。帰路で探すことにしましょう。
一等三角点もありました。
では展望台に上がってみます。
あいにくの曇り空ですが展望や如何に。
山頂エリアをあとにして下山します。
12:04 分岐。 神坂峠方面は右折。
左奥の方角は飯田市方面?
振り向いて山頂方向を。
テングの頭のすぐ下、登山道の左側に展望の開けたところがありました。
真っ白で見えませんが晴れてたら景色良さそう。
ちなみにこの下は切れ落ちていて落ちたら「さようなら~」です。
どんどん降りていきます。
ふり向いて撮ってます。
ロープ場は2~3ヶ所ありました。
しかし細かいアップダウンの多い道ですね。
恵那山は新・花の百名山ですが
この時期は花が少ないのでしょうか。
あまり好きじゃないギンリョウソウも撮っておきます。
登山道にたくさん落ちていました。
サラサドウダンでしょうか?
この木かな?
ちなみにサラサドウダンは中津川市の市の花とのことです。
大判山だー!
あそこを越えるのか…
ここから一度下ります。 あー、しんど。
14:17 大判山で私も休憩です。
晴れてたら右奥に御嶽山が見えるかもしれないです。
大判山から標高にして150m降りてきました。
軽いアップダウンのある水平な道が長く続きます。
15:14 鳥越峠通過。
このあとは標高差150m登って千両山へ進みます。
最後の上りです。
あの上なんですがアップダウンがしんどいです。
15:57 千両山到着。 しばし休憩。この日は休憩が多かった…
千両山から富士見台を。
振り向いて恵那山を。 恵那山は大きいですね!
あとは標高差100mを降りるだけ。
最後に目を楽しませてくれました。
16:18 登山口に帰還。 結構かかったな。
距離と累計高度はいい加減です。
アップダウンがあることと山頂エリアの広さがお分かりいただければ。
さて、「がっかり百名山 恵那山」 どうだったでしょうか。
私個人的には全然がっかりしませんでしたヨ。
歴史ある立派な山だと思いました。
展望があるとか無いとかで山の値打ちを決めるものではないと。
冬の登山道の景色もいいらしいですね。
しかし再びおじゃまするには少し遠いです。
この日の思い出をしっかりと胸に留めておきたいと思います。
下山後、林道を降りてすぐ近くの「クアリゾート湯舟沢」でお湯につからせてもらいました。
スマホのGoogleが4年前に来たところだと教えてくれました。
オープン時間まで駐車場の車内でふて寝してたっけ。
あれから4年たったのか。
やっとリベンジしたど! ^^
最後までお付き合いいただきどうもありがとうございました。