剱岳早月尾根 2018.09.23 一泊二日(二日目) | ケイの山とスキーの日記  

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 二日目です
 
 前夜19時過ぎから寝てしまったので24時頃に一度目が覚めました
 
 それ以降はうつらうつらと寝たり覚めたり  お隣の呑気オヤジさんも同じような気配です
 
 結局3時過ぎ (定かではありませんが) に 「起きましょうか」 ということに
 
 
 
 支度を整えて予定より1時間早く3時50分頃に小屋の前から出発しようとすると
 
 小屋の従業員の方から声をかけられました
 
 「登山道の凍結にくれぐれも注意して下さい」 「この時期は日の出時刻以降も日陰になることが
 
 多く安心できません」 「滑るか滑らないかは歩いてみないとわかりません」 「下りに気をつけて」 
 
 「小屋の人がこんなこと言ってたなと、たまに思い出して下さいね」 と本当に真面目で真剣な表情で…
 
 過去に宿泊者が滑落して生きて戻ってこなかったということが何度もおありなのでしょう 
 
 忠告に謝意を表し 改めて危険な山に登るのだと気持ちを引き締め直して出発しました
 
 
 
 
 
 テン場を通過します  何組かの登山者が出発の準備をしていました
 
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 4時23分  前日と同様にベテランの呑気さんに先導してもらっています
 
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4時56分  小屋の上での初めての鎖場                            

 
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 5時05分   朝焼けをバックに小窓尾根
 
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 5時06分 集中力を保って一歩一歩
 
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 5時17分  もうすぐ日の出時刻です
 
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  5時22分  早月川が見えています
 
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6時09分 登り初めて2時間ちょっと経過
 
腰を下ろして小休止
 
呑気さんの笑顔が爽やかです
 
最高の天気に恵まれて剱岳にアタックできる幸せで一杯です
 
 
凍結はもう心配無さそうですね よかったです
 
忠告ありがとうございました
 
 
あとはカニのハサミなどの鎖場…
 
別山尾根ルートのようなカニのタテバイとか
 
カニのヨコバイとかの怖いところは無いのですが
 
やはり核心部に近づいてくると緊張感が高まってきます
 
  
 
 
 
 
 
 6時13分  呑気さんが振り向いて教えてくれました
 
 影剱です ラブ    いやぁ素晴らしい~チョキ
 
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  もうすぐカニのハサミでしょうか
 
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 6時35分  ついに来ました カニのハサミです
 
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 高度感で足がすくむということはなかったです  もっと怖いのかと思っていましたが…
 
 でも滑落したら命がなくなることには間違いありません  雨の日は来ないほうがいいですね。
 
 
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 カニのハサミも無事通過  目指す山頂に近づいてきました
 
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6時55分  別山尾根ルートとの分岐点の直下

 

うわぁー ついに来た チョキ

 
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   ホントに来ましたよ 笑い泣き
 
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 早月小屋を出発して3時間 試練と憧れの剱岳の山頂へ
 
 この写真 数年後に見ても感無量だろうなと思います
 
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 明治40年 柴崎芳太郎が登頂した由緒正しき長次郎谷をバックに
 
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  このルートはブロ友のおじPさんも制覇されています
 
  日本ばなれというよりも地球ばなれした景色ですね
 
 
 
 
  点の記だー!
 
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  立山の左奥には槍ヶ岳と穂高連峰が
 
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 画像ど真ん中の白いところは地獄谷  そのすぐ左上が立山室堂ターミナル
 
 右奥には富山湾と能登半島
 
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 7時40分 下山開始します
 
 もう少しいればよかったなぁ
 
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  分岐です  左に降りれば別山尾根  まっすぐ降りれば早月尾根です
 
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  早月尾根から登ってくる山ガールさんたち
 
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 別山尾根の壁を登り降りする登山者が見えました
 
 要求される体力は早月尾根のほうが上だけど怖さは別山尾根かなぁ  怖いのは苦手です (^^ゞ
 
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カニのハサミを戻ります                                    

 
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  8時24分 知人のNさんが登ってきました
 
  Nさん早月尾根日帰り初挑戦です
 
  午前2時に馬場島の登山口をスタートするということは聞いていました
 
  どこかで会えるかもと思っていましたがほんとに会えて嬉しかったです
 
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  紅葉が始まっていますね
 
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  キュートな山ガールさんがおじさん二人を撮ってあげましょうかと (^^ゞ
 
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 白馬岳方面もきれいに見えます
 
 あの向こう側斜面のスキー場には年に1~2回行きますが山はまだ登ったことがありません
 
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 早月小屋の近くまで降りてきましたよ
 
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 10時39分 早月小屋到着
 
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  乾燥室にデポしていたザックを回収して朝食用にもらったお弁当を食べました
 
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  アタックザックから大きいザックにパッキングし直します
 
  慣れてないので呑気さんを待たせてしまいました
 
 
 
 
 

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早月小屋オリジナルのバッジを購入しました

 

帽子に付けるかどうか迷ってます (笑)

 
 
 
 
 
 
 
 40分くらい休憩して再び下山開始  丸山ピークから早月小屋にお別れを
 
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  また伺うことはあるのでしょうか?
 
  いつか日帰りに挑戦して帰りにしんどくなって泊まらせていただくことがあるかも… ?
 
  うぅ~ん 今の体力では無理ですね
 
  早月尾根日帰りは一部のアスリートにだけ可能な特別なことなのでしょう
 
 
 
 
  池塘では前日と同じようにサンショウウオが元気に泳いでいました
 
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 12時38分  ガスってきました
 
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 花の写真を撮ってなかったのでパチリ
 
 ナントカダイモンジソウ?
 
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早月尾根で唯一のフラットなエリアです                            

 
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 70Lの重装備のお父さん ここに着くなりドタッと仰向けに転がりました (^^ゞ
 
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  うわぁ かっこいい
 
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後半は暑くて半袖です

 
 
 
 
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  最後の下りです
 
 
 
 
 15時24分 馬場島の登山口に無事生還しました
 
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このあとはアルプスの湯で汗を流しました  

 

牛乳で乾杯 美味しかったです   

 

 

 

呑気オヤジさん どうもありがとうございました      

 

またいつかどこかの山にご一緒させて下さいねグッ  

 

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