6月2日（土） 岐阜・長野の御嶽山に登ってきました。
5月31日に白山の別当出合までの冬期通行止めが解除されたので最初は白山に
登ろうと思ったのですが中部地方の山の天気予報は土日ともにまずまず。
そろそろ御嶽も登れるのでは？と思っていたのでそれなら遠いほうの御岳から
先に登って翌日曜に白山に登ろうかなと。
前日の金曜日の夜に金沢市の自宅を出発。
道の駅ひだ朝日村で車中泊して翌朝濁河温泉の登山口へ。
途中でチャオ御岳スノーリゾートのセンターハウスに寄ってみました。
チャオから御嶽の継子岳への登山道があるのでちょっと偵察をと思って。
登山ポストがセンターハウス玄関の左側にありました。
スキーでかれこれ３０回くらい来てると思いますが登山ポストがここにあるとは知りませんでした。
玄関は施錠されていました。 スキーシーズンだとセンターハウス１階のトイレは
２４時間開放されているのですがグリーンシーズンは閉まっているみたいです。
ハウスの横を回ってゲレンデに出るんですね。
ゲレンデだけでも２ｋｍ、標高差４００ｍありますがいつか挑戦したいです。
チャオから登山口のある濁河温泉までは割りと近いです。
温泉街突き当りの駐車場に駐めて６：５８に登山開始。
いい雰囲気です。
最近のんびりマイペースで登ることが多くなってきたのでこの日は少し速めに。
途中から雪が出てきました。
ペースが速すぎたということはないはずなのですがムチャしんどくなってきました。
ちょっと緊張するトラバースですがアイゼンやストック無しでＯＫ。
御嶽の外輪山のひとつ摩利支天山が見えます。
２年前に雨の中を登りました。
森林限界を過ぎてハイマツ帯に入っています。
オスの雷鳥の 「ゲロゲロ」 というか 「ギーギー」 というか、
表現の難しい鳴き声が聞こえます。 ２～３羽いるみたいです。
突然１羽の雷鳥が鳴きながら飛んできて１００ｍくらい先の岩に止まりました。
トリミングしましたがこれが限界。 オスですね。
すぐにまた飛んでいってしまいました。 飛んでる雷鳥の画像って珍しくないですか？
一眼レフならもう少しマシに撮れたかも。
１０：４５ 飛騨頂上の五の池小屋に到着。 標高２８００ｍ。
なんと３時間５０分かかりました。
しんどくてしんどくてバテバテです。
しんどくてしんどくてバテバテです。
登山前は目の前の摩利支天山に登ろうかと思っていましたがとてもそんな気力なし。
では継子岳へ…なんていう気持ちもサラサラ無し。
せめて三の池の ”ＴＨＥ ＯＮＴＡＫＥ ＢＬＵＥ” を。
でもまだちょっと早いですね。
画像中央のガスがかかっている山が２０１４年に噴火した剣ヶ峰です。 合掌…
こちらは四の池。 まだ雪がたくさん残っていますね。
昨年の６月１７日に来て継子岳経由で下まで降りていきましたが今回は無理。
１１：１７ 下山開始。 かなりの敗北感です。
もう頭の中はコレしかありません。
１３：３５下山。 すぐ近くの下呂市営の露天風呂に。
この日はほんとにバテバテでした。
この調子じゃ翌日白山なんてとても登れないなと…
濁河温泉登山口 ⇒ 御嶽山飛騨頂上 ４ｋｍ 標高差１０００ｍ
別当出合登山口 ⇒ 白山御前峰頂上 ７ｋｍ 標高差１４００ｍ
いやぁ、まいったなぁ～。
もう一日車中泊してどこかの低山に登って帰ろうかと思いましたが
御嶽のあと一度帰宅して装備を整え直してから白山に向かう予定だったので
ウェアも温泉後の着替えも１日分しか持ってきていないことに気づきました。
仕方ないので途中で２回ほど仮眠しながら１９：３０帰宅。
帰ったら嫁が 「えっ？ 早いじゃないの」 と驚いていました。
一年中、週末はスキーか登山で車中泊しているので。
しかし作ってくれた晩メシを食べたら元気が出てきました。
翌日に続く。（笑）
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