経ヶ岳 2018.05.20 (福井県 1,625m 日本三百名山) | ケイの山とスキーの日記  

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 5月20日(日) 経ヶ岳へ行ってきました。
 
 経ヶ岳という山は日本にはいくつもありややこしいですね。
 
 この日登った経ヶ岳は こちらです
 
 
 いつも福井県立奥越高原青少年自然の家の駐車場に駐めさせていただきます。
 
 車で道なりに登っていけば自然にここに着きます。
 

 

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 登山ポストは画像に写っている電話ボックスにあります。
 
 トイレは歩いて画像左側のほうに行けば案内板があります。
 
 登山口は電話ボックスの坂を画像右上のほうに数百m歩いて登って行けば左側にあります。
 
 
 
 
 登山口までの舗装路の途中できれいな花が。 タニウツギ?
 
 
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 左側に登山道らしき道の入口がありますがここはスルーして下さいね。
 
 
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 8:30 歩き始めて10分弱、登山道入り口。 
 
 経ヶ岳まで約5時間と書いてありますが実際は3時間半くらいです。
 
 
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  しばらく歩いて分岐を右へ。 あとは一本道。
 
 
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 約30分で林道を横断。 この近くまで車で来て駐めることもできるみたいです。
 
 
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 これは何という花でしょうか。
 
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 9:45 アダムとイブの木を通過。 ブナとミズナラ?が寄り添っています。
 
 
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 とても気持ちのいい青空です。
 
 
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 10:15 保月山を通過。
 
 
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 前方に杓子岳と中岳が見えました。
 
 登山道はこの2つの山を通って経ヶ岳に続いています。
 
 
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 保月山~杓子岳~中岳~経ヶ岳はアップダウンを繰り返します。
 
 ここは最初の先制パンチかな。 かなりの下りでロープ無し。
 
 
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 溶岩のヤセ尾根。
 
 左側は木が生えているのであまり気になりませんが
 
 木がなければかなり怖いと思います。
 
 
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 南の方角には荒島岳と能郷白山が。
 
 この日はすでに消えかかっていましたが荒島岳に九頭竜川の漁師たちが
 
 鮎漁解禁の目安としたY字の雪渓が見えます。
 
 昔はもちろんY字とは言わず鹿の角と呼んでいたそうです。
 
 このことは日本百名山に書かれていますのでご存知のかたも多いでしょう。
 
 
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 溶岩のヤセ尾根を通過して牛岩を右から巻いてすぐに
 
 右側から大きな岩がせり出しているところがあります。
 
 ここは残雪時は左側に滑落していく危険性があるので要注意。
 
 
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 昨年は4月下旬に登って冷や汗をかいたので今年はしっかりと雪が溶けるまで待ってました。
 
 ブルーシートに巻かれた杭と木槌が置かれていましたが整備中なんでしょうか。
 
 
 
 
      
 
 杓子岳を通過してから目指す経ヶ岳がはっきりと姿を現しました。
 
 左手前の丸い山は中岳です。
 
 
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 ちょっとズーム。 稜線上にこれから歩いていく登山道が伸びています。
 
 
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  何とも言えない幸せ感が押し寄せてきました。
 
  たまにこんな気持になるときがありますよね。
 
 
 
 
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 中岳に進んでいる途中で景色のいいところに出ました。 左の尖った山が経ヶ岳です。
 
 ここは白山よりももっと古い時代にあった巨大火山が噴火して吹き飛んだ跡なんです。
 
 右は池の大沢と呼ばれる古い火口。 ここにも登山道が通っているようです。
 
 
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 11:40 中岳到着。
 
 
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 最後の登りの登山道が見えます。
 
 
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 あともう少し。
 
 
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 12:32 経ヶ岳の山頂に到着。
 
 なんと4時間もかかってしまいました。 のんびりしすぎです。
 
 金髪のアダムとイブもいましたよ。
 
 ベルギーから来られたそうです。 天気がよくてよかった。
 
 
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 白山の山頂には少し雲がかかっていました。
 
 
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 山頂から白山方面に少し進んだところのほうが眺めがいいです。
 
 白山の右脇を固めているのは男前の別山。 経ヶ岳と同じくらいかっこいいですグッ
 
 

 

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 右手前には赤兎山。小原林道の冬期通行止めは5月23日現在まだ解除されていないですが。
 
 赤兎山の左には大長山。 大長山からは白山がかなり近くに見えます。
 
 
 
 
 
 視線を少し時計回りに。 左端が別山です。 御岳山や乗鞍岳も見えます。
 
 どこかわからない方は画像をじっと見つめていたらヒントが見えてきますよ。
 
 
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 別山の右(南側)に連なるのは三ノ峰・二ノ峰・一ノ峰・銚子ヶ峰の石徹白道。
 
 いつか白山の全登山道に足跡を付けたいというかなり難しい目標を持っているのですが
 
 石徹白道は昨年一ノ峰までで途中敗退しているので今年はなんとか三ノ峰まで行きたいです。
 
 三ノ峰から別山は西側の鳩ヶ谷新道から登っているので足跡がつながります。
 
 
 
 
 
 
 ここでかなり粘ってたらやっと雲が切れて白山の御前峰と大汝峰が見えました。
 
 剣ヶ峰は御前峰の向こうに隠れていると思います。    
 
 
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  先ほどのベルギーのカップルが赤兎山のほうに縦走していきました。
 
  赤兎山の避難小屋泊まりでしょうか。
 
  かなりの藪こぎではないでしょうか? お気をつけて。
 
 
 
 
 
 この画像は昨年4月下旬、残雪たっぷりの経ヶ岳から見た白山と別山です。
 
 またこの景色を見てみたいなぁ。 GW前の経ヶ岳は私には少し怖いですけど…
 
 
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 さて、楽しい時間もそろそろお開きにしなければ。
 
 時刻はすでに13:13。
 
 もう安全な下山時刻の目安の15:00までに下山することは不可能です。
 
 朝のスタートが遅かったです。 最近たるんでますね。 反省。
 
 
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 登ってきた稜線を降りることにします。 眼下に大野市街が広がっています。
 
 
 
 
 
 
 快調に下山中。 池の大沢です。 
 
 荒島岳とそのずっと右奥に能郷白山が見えます。
 
 
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 これは5月に荒島岳から見た経ヶ岳
 
 
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 これは6月に能郷白山から見た白山 (かなりズーム)
 
 
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 深田久弥は日本百名山を選ぶにあたり荒島岳と能郷白山の

 

 どちらにするかで迷ったそうです。

 
 結局荒島岳を選び能郷白山は深田久弥の死後に
 
 深田クラブによって日本ニ百名山に選ばれました。
 
 そして経ヶ岳は日本山岳会が選んだ日本三百名山にランクインしています。
 
 荒島岳が日本百名山に選ばれていることについては異論もあるようです。
 
 私も個人的には意見がありますけど、少なくとも単純に登って面白いのは断然経ヶ岳です。
 
 でも1~3月の荒島岳を登っていないのでなんとも言えないかな。
 
 とても素晴らしいみたいですね。 ( 追記:冬期荒島岳は2019年に達成 )
 
 
 
 
 
 
 そんなことを考えながら溶岩のヤセ尾根を通過。
 
 
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 15:27  無事登山口に到着。  
 
 
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 累計高度1,281mか。
 
 アップダウンがあるのでちょっときついですね。
 
 
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 帰り道は勝山市の温泉センター水芭蕉へ寄りました。
 
 勝山は恐竜の化石が日本で一番多く発見されているところです。
 
 
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日曜日に登って月曜日から今まで筋肉痛が続いています。     

 

眺めても登っても、やっぱり経ヶ岳はいい山だぁ~グッド!     

 

私の一番好きな山です。    

 

 

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