9月最初の週末、前日の金曜日に新潟県長岡市に出張だったので
仕事が終わってからそのまま下道で魚沼方面へ。
越後駒ヶ岳(魚沼駒ケ岳)を目指します。
途中の道の駅で車中泊。 翌土曜日午前5時半頃に登山口のある枝折(しおり)峠に到着。
この山のコースタイムは調べてもよくわからなくて、9時間~11時間くらいとばらついています。
休憩を入れて仮に12時間とすると午前6時に出発して戻ってくるのは午後6時。
そんな計画は何かアクシデントがあったら危険なのでどこまで登れるか別にして
午前11時になったら引き返すと心に決めて登り始めました。
上の画像の若者グループは 「小倉山まで3時間半、がんばるぞー! 」 と気勢を上げていました。
私の持ってるガイドブックでは行程半ば過ぎの小倉山まで2時間35分になっています。
「こんな若い人でも3時間半みてるんだ。@@ そこから越後駒ヶ岳山頂までガイドブックでも3時間。
これはとても登頂できないな… 」 と思いました。
気を取り直して6時少し前に出発。 登山口はトイレの裏にあります。
途中アップダウンがありますが平坦なところは小走りで。 下りも急ぎ足で。
明神峠を通過。
東の方向をパチリ。 幸せなひとときです。
急いでいるので先に進みます。
ずっと遠くに越後駒ヶ岳が見えてきました。 右奥のピークです。
あそこまで到達するのは無理かもなぁ…
でもUターンまであと4時間20分残ってるのでがんばろう。
壁みたいなところもありました。
よじ登ります。
無心に歩いたり走ったりしていたら小倉山に到着。
駒ヶ岳山頂は直進ですがここを右折すると1分ほどで小倉山の三角点があります。
展望はイマイチですけど。
しかし、現在時刻7:36… 登り初めて1時間40分しか経ってません。
なんかおかしいなぁ? と思いながらペースダウン。
南東方向は荒沢岳1,969m 地図を見る余裕も出てきました。
目指す山頂が近づいてきました。
こんなところもありましたが赤い矢印に導かれながら
慎重に登ります。
9:10頃、駒の小屋に到着。 小屋番のお父さんとお話させていただきました。
楽しい話に花が咲き350mlのアレもいただきました。
水は雪解け水が豊富にあります。
山頂まであと15分とのこと。 ザックをデポさせていただき山頂を目指します。
しばらくすると突き当り。 分岐です。
この日の目的地越後駒ヶ岳は右方向です。 すぐそこに見えています。
越後駒ヶ岳の山頂に到着。 先着の方たちと談笑。
西南西には八海山が。 すぐそこです。 魚沼のコシヒカリの田んぼも見えます。
何年か前に有名な八海山酒造に見学しに行ったことがあります。
スキー場は見えていません。 裏側です。
南側には中ノ岳。 越後駒ヶ岳、八海山と並ぶ越後三山の一つ。
登ってきた方向を振り向けばこちらを目指す登山者の方たちが。
少し離れていますがその楽しさを共感できているような気持ちになります。
ゆったりとした時間を過ごして、名残惜しいですけど下山です。
駒の小屋に寄ってザックを回収して小屋番のお父さんに挨拶。
コースタイムはやはりおかしいそうです。
枝折峠の登山口⇒駒の小屋で3時間半が標準とのこと。
最近登山道の整備が進んでいるので歩きやすくなっているそうです。
下山途中に見えた奥只見湖。
あの湖畔に温泉があると小屋番さんに教えてもらったので帰りはそこに行くつもり。
暗くなってからではちょっと危険なところもあるので早めに行動してよかったです。
登りだしてから約7時間半で登山口まで戻ってきました。
奥只見湖畔、銀山平温泉白銀の湯です。 いいお湯でした。
この日のGPSログです。 距離14.6km、累計高度1,522m。
![イメージ 25](https://stat.ameba.jp/user_images/20190607/05/keifum0813/81/e9/j/o0806099214445883455.jpg?caw=800)
翌日の日曜日はここに寄ってから帰ろうかな?