ブロ友さんと立山へ! そのあと剱岳の錫杖頭の実物を見る 2017.08.27 | ケイの山とスキーの日記  

ケイの山とスキーの日記  

.
.         山 ・ スキー ・ 日帰り温泉 ・ 道の駅
.
.             ステーションワゴンで車中泊


 先月、ブロ友の呑気オヤジさんから連絡がありました。

 8月下旬に白山登山で金沢に来られるとのことです。

 呑気オヤジさんとは以前小松空港で一度お会いしています。

 その後もブログ上で交流させていただいていましたがついに再会の日がやってきました。グッ



 せっかく北陸まで来られるのでしたら立山も登りましょう!ということになり

 8月26日(土)に白山、そして翌27日(日)に立山へ登るという計画を立てました。



 8月26日午前3時に金沢市内を出発。一路白山へ 車DASH!

 天気予報は登り始めは雨が残るもののその後は 晴れ チョキ

 ところがR157を市ノ瀬ビジターセンターに向かって南下していたら電光掲示板に

 「白山公園線 通行止め」 との表示が。 えぇ~?マジですか~? 汗

 前日からの大雨で累計雨量が落石の危険水準を超えたのでしょう。

 いつ開通するかわからないしまだ時間もあるので即Uターン。

 計画を入れ替えて立山に向かうことにしました。


イメージ 1
 

 

  6時前に立山駅に到着。

 ケーブルカーの切符売り場は長蛇の列か?と思っていたらガラガラでした。

 

 皆さん雨で出足が鈍ったようです。

 

 6時10分発の臨時便に乗ることができました。



イメージ 2
 

 

 ケーブルカーから高原バスに乗り継いで7時半前には室堂ターミナル到着。

 正面の台形の山が立山です。

 右端が主峰の雄山3,003m。 真ん中が最高峰の大汝山3,015m

 左端が富士ノ折立2,999mです。



 高度順応も兼ねて室堂ターミナルからミクリガ池~地獄谷方面を散策。

 その後、一の越山荘を経て雄山~大汝山~富士ノ折立と縦走する計画です。

 お天気は急激に回復しています。


イメージ 3


 ミクリガ池に映る逆さ立山を撮る呑気オヤジさん。

 あいにく風が少しあって水面にはさざ波が。

 呑気オヤジさんの記事 「プロローグ」 とそれに続く記事に

 綺麗な写真が載っていますのでそちらもご覧くださいね。



 火山性ガスを噴出する地獄谷。

 線路のように見える遊歩道はかなり以前から立ち入り禁止になっています。


イメージ 4





 奥に見えるのは剱岳。 このあたりからは山頂から左半分が見えます。

 今日の剱の展望は期待できそうです。 しかしまぁ圧倒的な威圧感…


イメージ 5




イメージ 6
 

 

 綺麗に整備された石畳状の登山道を登り1時間弱で一の越山荘に到着。

 小休止します。

 ここは標高2,700m。 白山御前峰山頂とほぼ同じ。



 真南方向には槍ヶ岳が。 その向こうは穂高、上高地です。


イメージ 7




 じゃじゃーん    雄山に到着。


イメージ 8


 

 一の越山荘からの所要時間はなんと40分。   いつもは1時間かかるのに。

 呑気オヤジさんは大股で流れるような速さで進んでいくのでついていくのに必死です。

 たまに写真撮影で立ち止まってくれるので助かりました。イヤホント…

 ここでは上まで上がってご祈祷していただきましたよ。 お神酒もいただきました。

 何度も立山に登っていますがご祈祷していただいたのは恥ずかしながら初めてです。




 次の大汝山に向かう途中、東側に黒部湖と黒部ダムが見えます。


イメージ 9




 条件が良ければ南東方面には富士山も見えます。

 この日は見えませんでしたが以前に撮った写真を載せておきます。

イメージ 10




 大汝山からは富士ノ折立(右手前)と剱岳(中央)が綺麗に見えました。


イメージ 11




 右下の山小屋は大汝休憩所です。  我々の数日後に立山に登られたブロ友の

 ともあきさんが 記事 で書かれていましたが 「剱岳 点の記」を監督した

 名カメラマン木村大作氏の2作目の映画 「春を背負って」 のロケ地です。



 大汝山を降りて台形の立山の北側にある最後のピーク、富士ノ折立に向かいます。

 右側(東側)には黒部川を挟んで後立山連峰が。


イメージ 12




イメージ 13


  富士の折立の頂上で。  呑気オヤジさんに撮ってもらいました。

  風が強くて寒いのでカッパを着ています。



  富士の折立の頂上から剱岳を。 

 

  本当にこの日は最初から最後まで綺麗に見えてくれました。

  中央の赤い屋根の山小屋は内蔵助山荘、

 

  その手前は内蔵助カール(圏谷)  氷河の跡です。


イメージ 14




 西側に広がる室堂平。 ミクリガ池の左側に室堂ターミナル、右側に地獄谷。

 右奥の山は左が大日岳、右が奥大日岳(日本ニ百名山)


イメージ 15




 下山です。 室堂ターミナルが見えてきました。



イメージ 16




 このあと富山県立立山博物館へ。

 柴崎芳太郎が剱岳山頂で発見したという修験僧の錫杖の頭と鉄剣の実物を見ました。


イメージ 17



 館内は写真撮影禁止なのでパンフレットの画像を。

 この錫杖の頭は鎌倉~室町時代のものだと言うことです。

 長らく柴崎家に保管されていましたが今は 立山博物館 で常設展示されています。

 

 本物を見ましたヨチョキ

 

 

 

 

 

イメージ 18

 

 

 


 立山信仰を表している立山曼荼羅も展示されていました。


イメージ 19




 立山博物館を出てすぐ隣の芦峅寺(あしくらじ)へ。


イメージ 20



 そうです。 映画 「剱岳 点の記」 で出てきたところです。 ちょっぴり感激しました。

 

 

イメージ 21

 

 

 


イメージ 22



 呑気オヤジさんと同行させていただいた立山。

 素晴らしいお天気に恵まれ、立山の歴史も探訪でき

 充実した一日となりました。


 そして、楽しみは翌日に続きます。

 登山索引(山域別・その他)