富士山に登る 2016.07.23 日本三名山年間グランドスラム達成 | ケイの山とスキーの日記  

ケイの山とスキーの日記  

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.             ステーションワゴンで車中泊


 7月23日(土) 友人のKさんと富士山に登ってきた。

 Kさんとはお互いの嫁さんが大学の同期で大の親友という関係から

 家族ぐるみのお付き合いをさせていただいている。

 子供たちが小さいときは一緒にあちこち旅行に行った。

 子供たちが大きくなるにつれて、そして私と家族が東京から金沢に引っ越したということもあり

 一緒に家族旅行することも無くなってしまったが、嫁さんたちは今も交流を続けている。



 そんなKさんが50歳になったのを契機に富士山に登り、それから毎年登っているということを

 うちの嫁から聞いたのはたしか御嶽山噴火の年だったか。

 いつか一緒に富士山に登りたいと思っていたがそのときが来た。    



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 金曜日の午後に金沢を出発。

 河口湖の近くの富士北麓駐車場で車中泊。

 翌土曜日の午前4時にKさんと再会。

 固い握手を交わしてシャトルバスに乗り込む。




 シャトルバスは霧の中の富士スバルラインを走って約30分で5合目に着いた。

 ここまでは中学のときに修学旅行で来たことがある。


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 富嶽三十六景、モルゲンロート ^^

 雲が富士山型になっている?     心配していた天気は最高だ!   晴れ富士山晴れ

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 吉田口登山道の出だしはこんな爽やかな道だった。

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 装備はいつもの半袖Tシャツに保温性の無い長袖登山ウェア。

 登山用ズボンの下には普段あまり履かない高機能タイツ。

 あとは雨・風・寒さ用にモンベルのストームクルーザーと手袋3種類。

 Wストック、下りの砂埃よけにマスク。靴はやや軽めのミドルカット。

 念のためミズノのブレスサーモ半袖ダウンをザックの中に入れてある。

 先日登頂成功されたブロ友のあまのじゃくんさんのアドバイスを受けて

 ペットボトルは2本だけ。パンが2個。必要なら小屋で買えばいいと。

 いつもザックの中に入れてある非常用のウェアとか食料はゼロ。

 ザックがとても軽い。気持ちいい。とにかく身軽さ優先を考えた。



 クルマユリが咲いていた。

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 逆光だが雲海の上の朝日。午前5時42分。

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 6合目。

 山頂は北の風 曇りか霧、日中時々晴、最高気温7℃ と書いてあった。

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 のんびりした登山道。

 高地に身体を順応させるためか、Kさんはとてもゆっくり歩いている。

 本当に遅い。私は後ろからついて行っているがつい追い越しそうになる。

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 若い方たちのグループが休憩している横をゆっくりと登っていく。

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 7合目の山小屋に着いた。2700mくらいか。

 白山の頂上や立山の一ノ越、そしてバスで一気に着く乗鞍岳畳平あたりと同じ標高。

 空気の薄さは特に感じない。

 山小屋はこの先もたくさんあって休憩や買い物ができる。

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 突然こんな道になった。

 Kさんは相変わらずゆっくりペースで進んでいく。

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 途中の山小屋の値段表。ペットボトル400円、ビール500円。

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 雲海から山が頭を出している。東側だが山の名前はわからない。

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 8合目の手前。体調は全然大丈夫。

 先々週の立山、先週の乗鞍岳と2週連続の3000mトレーニングが効いているのか?

 しかし呼吸だけは気を付けている。意識して大きくしている。

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 山小屋を過ぎて下を振り返る。

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 一人の若者が走って我々を追い越していった。

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 なんと、裸足だ! 汗

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 8合5尺を過ぎてKさんが先に行けというので先行する。

 先に山頂に着いてビールを飲む時間を稼ぐために少し早足になる。

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 突然眠くなった。いや眠いのか眩暈がしているのかわからない。

 このまま横になったら爆睡できるだろうなという気がする。

 寝不足なのか高山病なのかわからないが少しクラクラする。


 もうすぐ吉田口の頂上だ。小さい女の子もがんばっている。

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 やっと頂上に着いた。

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 人で賑わっている。

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 ビールとペットボトルは100円値上がりしていた。

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 Kさんはほとんどお酒を飲まないので

 一人でプシュッとやる。

 慎重にやったせいかどうか、泡は噴出しなかった。

 さっきまでの眠気や眩暈は無くなった。(笑)


 プハァ~♪とやっているとKさんが到着。




 このあと富士山最高峰の剣ヶ峰を目指す。

 Kさんは何度も登っているので登らずにここで待っているとのこと。

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 少し進むと火口の向こうに剣ヶ峰が見えた。

 火口を時計回りにお鉢巡りする。

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 最後になって結構キツイ登り。

 Kさんを待たせては悪いと思ってここまで小走りだったが完全にペースダウン。

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  靴が滑る。

  息も切れてしんどい。



  頂上の手前で写真撮影の順番待ちの長蛇の列。

  その横をすり抜けて山頂へ。

  記念撮影をしている皆さんの交替の瞬間を狙ってパチリ。

  日本最高峰に立った!

 

 

 

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 これが富士山の火口。 直径700m、深さ237m。

 ここにポケモンはいるのだろうか?

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 これで富士山、立山、白山の日本三名山登頂の年間グランドスラム達成。

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 伯耆大山、御嶽山(最高峰の剣ヶ峰は立ち入り禁止で摩利支天山だけど)も

 今年登っているので、なんちゃって日本四名山も。(笑)


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  5合目で富士山保全協力金を払ったら

  木札をくれたのでバッジは買わなかった。

  いつかまた来ることがあったらそのときは

  バッジを買おうかな。




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 天気に恵まれ仲間にも恵まれていい一日だった。

 応援してくださったブロ友の皆さんにも感謝。

 ありがとうございました。m(__)m