海の日の月曜日、いつも仲良くしてもらっているＫ氏ご夫妻と山に登ってきた。
乗鞍岳、標高3,026m。 日本の火山としては富士山、御嶽山に次いで高い山だ。
赤血球数が少なくて健康診断でいつも貧血気味と診断される私だけど
今週末に富士山に登ることになっているので先週の立山に続いて3,000m級の山で
少し慣れておこうという気持ちもあった。
午前４時に金沢を出発。
約２時間で岐阜県のほうのき平のスキー場の駐車場に到着。
乗鞍スカイラインはマイカー規制が行われているのでバスに乗り換える。
登山口のある畳平まで約４５分。
乗客の数に応じて臨時便を増発してくれる。 往復２３００円。
畳平のバスターミナルに到着。
乗鞍岳最高峰の剣ヶ峰を目指して出発。
少し登ったところでバスターミナルを振り返ってパチリ。 右に見えるのは鶴ヶ池。
途中の肩の小屋まではこんな舗装された道が続く。
勾配もきつくなくピクニック気分。
肩の小屋に到着。少し休憩。
ここに鳥居があれば白山の室堂から御前ヶ峰を見上げる景色に似てるかも。
山頂を目指す。 途中にある権現池。 雲海の上の火口湖だ。
主峰の剣ヶ峰直下のピークの蚕玉岳(こだまだけ2,979m）でＫ氏の奥様が動画を撮った。
上のほうに見える剣ヶ峰を目指す。
頂上に着いた。 左奥に見えるのは御嶽山。
乗鞍山頂から御嶽を見たいとずっと思っていた！ 天気にも恵まれて大満足のひととき。
今年３月に御嶽山の北側斜面から雲海に浮かぶ乗鞍を見たときの画像も再掲しておく。
何度見ても素晴らしい景色だ。 どちらの山にも私がいるような贅沢な気分。 ヤッホー！
北アルプス方面を眺める。
槍ヶ岳が見えた。その右手前は穂高連峰。左奥は白馬だろうか？
上高地は右下の見えていないところかな？
山頂からの景色を堪能したあと下山する。
肩の小屋が見えてきた。 午前１０時半頃。
左上に摩利支天岳のコロナ観測所のドームが見える。
しかし摩利支天といい剣ヶ峰といい、お向かいの御嶽と全く同じではないか。
そう言えば今度登る予定の富士山の山頂も剣ヶ峰だし白山にも剣ヶ峰がある。
そうだ、鳥取県の伯耆大山に登ったときに弥山の先に見えていたのも剣ヶ峰だった。
大雪渓だ。 今年は雪が少なかったけどいつもはもっと大きいのかな。
スキーやスノボを楽しんでいる人たちがいっぱいいた。
滑りに来たいけど、上級者でないと無理かも。
帰りはお花畑のほうを通ってバスターミナルに戻った。
このあと温泉に入って食事して高山市内観光。
楽しい一日だった。
