火打山 時間切れ途中敗退 2019.05.19 (新潟県 2.462m 日本百名山) | ケイの山とスキーの日記  

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5月19日(日) 山友のNさんと火打山に行ってきました。

 

火打山は昨年6月と7月に登っています。

 

面白かったのでNさんに「今度登るときは誘いますね」と以前から言ってあったので。

 

 

 

 

5月18日(土)の夕方に妙高市内の道の駅で待ち合わせ。

 

私のほうが早く着いたので妙高山・火打山方面をパチリ。 あいにく曇り空。


 

 

 

30分ほどしてNさん到着。 道の駅の中の回転寿司で作戦会議。

 

 

 

 

回転寿司店でかなり飲み食いしたあとお互い持ってきた酒とツマミで外のテーブルでニ次会。

 

深田久弥はなぜ経ヶ岳を無視しているのか、なんてことをグダグダと。

 

あと怖かった思い出話とその教訓など。

 

 

 

結局寝たのは23時を回っていました。

 

翌朝は4時起床の約束でしたがお互い3時半に目覚めて顔を洗って朝ごはんを食べて

 

登山口のある笹ヶ峰キャンプ場へ移動。  支度して5時半に登山口から行動開始しました。

 

 

 

 

お隣の焼山は半径1km以内が立ち入り禁止でしたが今はその規制が解除されています。

 

でも妙高市側からの登山道はまだ整備されておらず危険みたいですね。

 

安全に登れるようになったらぜひ登りたいと思っています。

 

 

 

 

登山口からしばらく歩くとすぐに雪が現れました。 さすが雪の多い妙高高原エリアです。

 

 

 

 

 

景色を撮影するNさん。

 

 

 

このあと何度か沢を渡って樹林帯を進みます。

 

 

 

 

昨年6月に登ったときはこの先の十二曲りの上までは夏道が出ていたので迷いませんでしたが

 

今回は昨年より3週間早いので雪が多く最初から迷路の様相です。

 

 

 

 

 

十二曲りの手前で先行者のトレースが尾根を目がけて直登していました。

 

我々もそれを辿っていきます。

 

 

 

 

 

やっとの事で十二曲りの上部に合流。 かなり体力を消耗しました。

 

 

 

 

 

しばらく尾根道を進みます。 お天気は予報通り晴れ。

 

今日も山に来てよかったなと思った瞬間です。

 

 

 

 

 

 

西南西方向遠くに北アルプスが見えました。

 

前々週の黒姫山より北側から同じ景色を見ています。

 

 

 

 

立山や剱岳、その手前の後立山連峰も見えていましたが

 

上に登ればもっと綺麗な展望が得られるだろうと思い、このときはしっかりと撮影しませんでした。

 

 

 

 

いつの間にか富士見平の近くに到着。

 

雪で藪が埋もれているのでショートカットでき妙高山との分岐点はスルーしてしまっています。 

 

 

 

 

目指す火打山山頂が見えました。 一番右です。

 

中央は影火打、左は規制解除された焼山です。

 

焼山の噴煙はここからでは確認できませんでした。

 

 

 

 

Nさんとはここで別行動にしました。 Nさんは剱岳早月尾根を日帰り登山する健脚ですので

 

私のペースに合わせてもらうのは申し訳ないです。 お互い11時になったら引き返して

 

高谷池ヒュッテで相手の戻りを待つことにするということに。 私が手前で引き返すことは確実です。

 

Nさんは余裕があれば影火打まで行けるかも?

 

 

 

 

黒沢岳の西側斜面をトラバース。

 

昨年6月の景色より開放的で恐怖感はあまり感じなかったので少し拍子抜け。

 

 

 

 


実はこのトラバースと山頂直下の雪面の急登が怖かったので前日に好日山荘でピッケルを

購入してありました。 今の時期にピッケルを買う人はあまりいないのでしょうね。

お店の在庫も少なく選択肢は数本でしたがスタッフの方が選んでくれたこれを。
 

 

滑落停止訓練はしたことありません。 YouTubeで繰り返し見てイメトレしただけです。

 

そのうち危険でないところで練習しないと。

 

 

 

 

Nさんの姿はとうに見えなくなってしまいましたが代わりに高谷池ヒュッテが見えてきました。

 

下の画像のど真ん中の三角屋根の建物です。

 

 

 

 

 

高谷池ヒュッテ手前で二人連れの年配者に抜かれました。

 

私より7~8歳上のような雰囲気ですがかなりの健脚の様子です。

 

 

 

 

 

高谷池ヒュッテは半分雪の下でしたが食事なしの営業は開始しています。

 

 

 

 

 

小休止して出発。 画像左に有るはずの高谷池は雪の下です。

 

 

 

 

 

 

雪に埋もれた天狗の庭が見えてきました。

 

 

 

 

 

2018年7月29日、2回目の火打山訪問のときの天狗の庭は下の画像のような景色でしたよ。

 

太古の大昔から毎年繰り返されてきたこの景色の移り変わり、壊してはならないですね。

 

 

 

 

ここから火打山を目指す足跡はいろいろ別れていました。

 

私は制限時間までに山頂に行けないかもしれませんがせめて妙高山が見えるところまで行かねば。

 

 

 

 

 

制限時間の11時まであと24分。 目指す山頂はあそこなんですが…    

 

 

 

 

この先のハイマツ帯で残念ながら時間切れ。

 

 

 

 

振り返って見ると妙高山。 右奥に見える白い山は浅間山でしょうか。

 

いつどこから突然視界の中に入ってきてもドキッとするほど存在感のある山ですね。 

 

 

 

 

高谷池ヒュッテに戻ります。 帰りは少し高いところを通りました。

 

クライムダウンの姿勢とかも練習しましたが手が冷たかったです。

 

 

 

 

 

12:10 高谷池に戻ってきました。

 

今の時期の高谷池は直径数mしかありませんでしたよ。^^

 

 

 

 

12:20 二人連れの健脚の方たちが戻ってきました。

 

12:30 Nさんが戻ってきました。

 

Nさんは11:10に火打山山頂に立ったとのこと。 よかったです。

 

 

 

 

 

 

焼山をアップで。 山頂右側から噴煙が上がっているのが見えました。

 

 

 

 

 

 

 

赤い線が昨年7月、青い線がこの日の足跡です。

 

Nさんを待っている間に確認してました。 赤い線はほぼ夏道です。

 

 

 

 

 

 

さぁ戻ります。

 

 

 

 

 

 

 

帰りは少し違うルートを。

 

 

 

 

 

 

往復ちょうど10時間でした。 山頂まであと1kmでした。

 

積雪時は体力を消耗するということを実感。 いつかまた5月に来てリベンジを。

 

 

 

 

6月、7月、5月と3回来ましたがそのたびに違うルートを通っています。

 

道に迷いそうなエリアも雪の量が多い今回はかなり下のほうでした。

 

冬期は登山口までの道が通行止めになるのですが次回はなるべく早めに来てみたいです。

 

それと逆に秋にも登ってみたいな。 天狗の庭はどんな景観を見せてくれているのでしょうか。

 

今回はNさんにこの山に登ってもらえてよかったです。 

 

私も頂上まで行ければもっとよかったのですがまぁ楽しかった一日でした。

 

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