ここ数日神奈川は一気に真冬の様相を呈してきました。
大寒をはさみ暦通りの季節を肌で感じています。
最近パソコンを打ちながらなんとなく
背中が寒いような気がして
手持ちのカーディガンなどを着たりしていましたが
袖がモコモコしないニットのベストなんかあったら・・・と
買い物ついでに気にしていました。
今日もやっぱり背中だけがスースーするので(風邪はひいてないのです)
ちょっとしたものを思い出しました^^
母が作ってくれた綿入りはんてん☆
私が嫁ぐときにもそのあとも
主人のから子供のまでぬくぬくのはんてんやお布団なども手作りしてくれました。
思い出したのは袖がないもの。
私が綿をうす~く入れてねと注文し余り布で即席に作ってくれたもの。
なのでかなり渋い柄のもの^^
分厚い綿の入ったはんてんは着なくなってしまったので
泣く泣く処分しましたが着やすいそのはんてんだけ無事取ってあったのです。
母の手作りのものは使わなくなってからも
なかなか処分できませんでした。
一生懸命作ってくれたかと思うだけで大事にとっておかなくては・・と思っていましたが
あまりにも嵩張るのである日意を結して処分しました。
すべて無くす勇気もなく使えそうなひとつを残しておきました。
処分したこともひとつだけ残しておいたことも正解でした^^
「整理」するにもスパッと切ってしまえないものもあるのです。
あらためて手に取り
ちょっとはおってみたらあったか~~い!
背中だけがぬくぬくになって私のお望み通りになりました^^
何年も押し入れで眠っていたもの。
やっぱりこうしてどんどん使うことが一番ですね。
母が縫った針の跡・・・
ぬくもりまで感じてちょっとほろりとなってしまいました。
何でもないものですが本当にぬくもりを感じます。
これを縫っていた母がその時確かにいたのだ・・ということ。
母がいなくなった今もこの布を触っていると傍にいるような錯覚になります。
木綿の布はそれだけでもほっとしますが
私の注文に「ささっと作ったからきれいじゃないわよ^^」と
笑って渡してくれた母の顔まで思い出してこころもほっこり☆
今日はお天気も良いので
着る前にお日様にも当ててさらにぬくぬくにしましょ。
ありがとねお母さん!