アラフォー女子日記 -15ページ目

どハマりしたGapのお値打ちカットソー

たまたまネットで見つけて気に入って何枚も購入しているGAPのカットソー。

これは隠れた名品だと思う指差し


Gapなので元々安いけどセールでもっと安くなってるひらめき

が、楽天ファッションは売り切れちゃっているようなので、Gapの公式で追加購入指差し


私はこれは1番小さいサイズでXXSを愛用しています。

(参考までに162cm 47キロ)

伸縮性があるのでフィット感があり、肌触りが気持ちいい。生地もしっかりしている。

ボートネックがデコルテを綺麗に見せてくれるので、

春&秋はこればっかり着てました目がハート


定番商品のようなので、セールが終わったら楽天ファッションも定価で在庫復活する時期が来そうな気がする。私が定価で買った時も在庫が復活したタイミングでした。黒、ネイビー、グレーを持ってるのですが、

ボーダーの在庫が復活するのをずっと待っていますが、、、、ボーダーは定番じゃないのかな?ずーっと売り切れたまま泣き笑い


ちなみに、Gapの半袖カットソーもポチってみて本日到着ひらめき

これもデコルテを綺麗に見せてくれる形。

長袖のボートネックよりは生地は薄めですが、

夏に着るからちょうどいい。

サイズはレビューを参考にこちらはXSサイズ。

サイズ、ちょうど良かった!形によってサイズ感が変わってくるので、長袖ボートネックと同じサイズ買わなくてよかった。。。


Gap、あなどれん指差し



懐かしの?東映映画

たまたま見たyoutubeがきっかけで、1ヶ月前に極妻を5作連続で鑑賞。


人気でシリーズ化した『極道の妻たち』

歳を取って改めて観るとなかなか面白いし、ツッコミどころもあって色んな意味で楽しめます。


岩下志麻さんは"極妻で凄んでいる女優さん""長年メナードのお化粧品のCMに出ている女優さん"という印象しかなかったのですが、1作目を改めて観てびっくり。めちゃくちゃ美しい。私が岩下姐さんに惚れたのはこの2つのシーン。旦那である組長が3年の服役から遂に戻って来るというシーン。船から降りてくる旦那を今か今からと待ち侘びているこの時のなんとも言えない表情がまた良いんですよ。素晴らしい女優さん。

美しいおねがい


そしてもう1つは、妹(かたせ梨乃)の将来を心配して妹の縁談をグイグイ進め、

妹に婚約の前祝いにダイヤのリングをプレゼントして、妹がきっと幸せになってくれると思い安堵する岩下姐さんが唯一見せた穏やかで優しく美しい笑顔。めちゃくちゃ綺麗なんですがーっびっくりマーク


この時の岩下さんは40代前半だったそう。

岩下志麻さんの若い頃の画像を見ると、もちろん美人さんなのですが、この極妻1作品目の岩下さんの美しさを見て、カトリーヌ・ドヌーヴの美しさを思い出しました。


私が個人的にカトリーヌ・ドヌーヴを1番美しいと思った映画作品は『インドシナ』。確かこの時のカトリーヌも40代前半だったはず。もちろん彼女も若い頃から美しいのですが、20代の時の美しさよりインドシナの時の40代の成熟した美しさの方が断然魅力的に感じました。若さこそが1番という一般的な概念では測ることのできない美しさ。


岩下志麻さんのこの時の美しさもそれに近いものを感じました。


20代は若くてフレッシュな美しさ、50代からは見た目の老いを隠すのはだんだん難しくなってきて、見た目よりも中身が美しさの要素として大きく影響してくる。

もしかしたらアラフォー(30代後半から40代前半)くらいが女性が1番綺麗に見えるのかもしれないなー。内面も成熟し始めて見た目も老けていない。もちろん個人差や生活環境に大きく左右されるので一概には言えませんが。。。

ちなみに私は40代半ばでもうアラフォーではありません泣き笑いブログのタイトル変えないと笑い泣き


2作品目の姐さんは十朱幸代さん、3作品目は三田佳子さん。

当初、それぞれの作品で姐さん演じる主演女優と監督は変えて制作予定だったそうですが、4作品目も三田さんだったらしい。

が、岩下志麻さんの姐さんっぷりが1番はまっているということで変更になったそうです。


私がちゃんと観たのは、

1作目(岩下志麻)

3作目:3代目姐(三田佳子)若かりし美のカリスマ、君島十和子が果敢に濡れ場に挑戦。

4作目:最後の戦い(以降、岩下志麻)若かりし頃の石田ゆり子が出演。かたせ梨乃は脱がなくなる。

5作目:新極道の妻たち→高嶋政宏が純粋で不器用な息子役を好演。

7作目:惚れたら地獄→ひたすら切ない。川島なお美が頑張っている。最後の復讐シーンが圧巻。


他もなんとなーく観たんですが、

もうネタ切れ感が出てきていてストーリーもイマイチであまり面白くなかったです。

東映オンデマンドが最初の2週間は無料なので、

2週間楽しんだら解約する予定だったのに、うっかりしてたら1ヶ月過ぎて課金されることにあんぐり


結局、1作品目の完成度が1番高くて良かったと思う。


岩下志麻さんは極妻の作品を重ねるにつれ、どんどんドスの効いた姐さんになっていくんですね。

迫力があって怖い姐さんになっていくんです。

1作目の岩下志麻さんはそこまでドスはきいてないんですよ。でも充分姐さんの貫禄や凄みは出ているし、柔らかさ、女性らしさがあってそのバランスが魅力的なんです。ドスきき過ぎてるのはちょっとわざとらしくて私は好きではないですね。。。岩下さんを美しいと思ったのも1作目だけ。ドスききすぎると美しさが感じられなくなっちゃうんですよ。。。


かたせ梨乃さんもダイナマイトボディ(死語?)を惜しげもなく披露していて、極妻の濡れ場の中でも世良正則がかたせ梨乃の巨乳に死ぬ直前まで貪りつくシーンは語り継がれるエロシーン指差し

男の憧れ?しかも、死にゆく血まみれの世良正則がかたせ梨乃の胸に吸い付き揉み続けるのは、ただのエロっていうか、すごくシュールで印象的でした。


かたせ梨乃が処女の役っていうのはかなり説得力に欠けていましたが、脇役の役者さんたちもキャラが立っていて良い。あー、このセリフはあのシーンに繋がっていくんだな、という布線もしっかり見えます。


そうそう、1作目は女の情念や取っ組み合いを見せるのが得意な?五社英雄監督作品。女優を美しく魅せるのはお手のものな監督です。


3作品目の三田佳子さんのお着物や装飾品は他の作品の追従を許さないほどの圧巻の素晴らしさでした。

三田さんの姐さんはキャラ設定が元女優(タカラジェンヌ)なので、元は極道の世界とは関わりの無い華やかな世界で生きていた人です。


三田さん以外の姐さんたちは、お着物の着方に特徴があります。品良く見えないような着方。

しかも岩下姐さんは小さいとはいえピアスやペンダントも付けています。これは岩下さんが役作りとしてあえてやっていた工夫のようで、絶妙に品の無さを醸し出しています。(褒めてます泣き笑い)


それに対して三田姐さんは元タカラジェンヌの役。最初から下品に見せることなんて考えてなくて、シーンによっては衣装の総額は3億だったこともあったそうです。三田さんは役に説得力を持たせるために自前のお高いお着物を惜しみなく衣装として着用したり、知人の協力もありジュエリーも本物を着用していたそうです。劇中、5ctはありそうな大きなダイヤモンドのリングをしていて、言われてみれば輝きが素晴らしかったような指差し

あと、1番最後のシーンでもイエローゴールド台にセンターストーンは大きなオパール?で、周りに繊細にメレダイヤがぐるっとセッティングされた素敵なリングをしていたのが印象的でした。つい目が行ってしまうような美しい佇まいの衣装やジュエリー。上質なものだからこそだと思います。


君島十和子さんは、若い頃から超美人でかわいい。

風俗で働いていた設定ですが、あんな超絶美女で若いソープ嬢いたら私でも抱きたいわ泣き笑い


かたせ梨乃、世良正則、成田三樹夫はマストだし、

こうやって連続で見ているからこそ作品によってのキャスティングも面白いんですよ。


濡れ場担当のようなかたせさんは途中から脱がなくなります。つまらない。脱いで欲しいびっくりマーク

かたせさん、天然巨乳だというのに、脚細いし綺麗なんですよびっくりマーク


世良正則は女性が放っておけない母性本能をくすぐるタイプの色気のある人。


4作目には濡れ場の帝王?津川雅彦。あの人、なんであんなにスケベなの!?あと、小林稔侍もスケベ臭強め。

本作には、若かりし頃の石田ゆり子も出演しています。なかなか旨味のある役どころでした。


5作目はとにかく切ない。

最後の岩下姐さんの復讐がかっこいい。

あいはら友子さんは豊胸っぽいなぁ。

出演女性で綺麗な人がいるなと思い調べてみたら、

海野圭子さんという女優さんでした。


この方は7作目にも出演していて、

美人だなぁーと思っていたら高嶋政宏の彼女役で脱いでたびっくりマーク


ちなみに、極妻観た後は吉原炎上を観ました指差し

吉原炎上、子供の頃に観た時はひたすらエロい映画だと思ったけど、おばさんになってから鑑賞するとまた違う感想を持ちました。オープニングとか洒落てるの、すごく。

五社英雄の映画、やっぱり良い指差し


長くなり過ぎちゃったので、、、

吉原炎上についてはまた別で書きたいと思います指差し









国宝

週末は話題の映画、国宝を映画館に観に行ってきました。


約1年ぶりの映画館での映画鑑賞。

土曜日なのでポップコーン買うのに15分ほど並びましたが、今回は想定内ニコニコ去年めちゃくちゃ並んでたの思い出してたから。


いつもならポップコーンにコーラというジャンクな組み合わせにしますが、今回はポップコーンは塩味とキャラメル両方でハーフ&ハーフ、ドリンクはウーロン茶にしました。ポップコーンのハーフ&ハーフ、甘い→しょっぱいがエンドレスで楽しめて良かった指差し


話題の映画で週末ということで、

私が観た夕方スタートの回の前の回も満席で、

夕方スタート回もお昼前の時点でほぼ満席で残席わずか。

3時間越えの長丁場、前から2列目だったので首が痛くなりました不安


国宝という映画が話題になっていることと、メインキャストがイケメン俳優2人ということ以外は、ほぼ事前情報無しに鑑賞しました。


舞踊芸術(バレエ)を習っている身からすると、

1年半という短い練習期間で、歌舞伎役者の踊る踊りに見えるようどこまで近づけたのかは気になるところでした不安


形だけでも最低限それなりに見えないと途端に映画の真実味が損なわれるわけで。

私は日本舞踊は全く分からないので、吉沢亮や横浜流星の踊りがそれなりに見えているのかの判断が付きませんが、姿勢や所作、身体の使い方等も含め、お稽古は大変だったことは容易に想像がつきます。


バレエでいうとブラックスワンという映画があります。主役のナタリー・ポートマンは子供の頃にバレエを習っていたようですが、ボディダブルが存在していました。子供の頃どれだけやっていたかは分かりませんが、ブランクがあり再開したとしても、バレエの場合は撮影前に1年程度ほぼ毎日練習してもプロの踊りっぽくそれなりに見せるのは不可能だと思う。


国宝は歌舞伎役者ですから、踊りだけでなく歌舞伎を見せなくてはいけない。かなりハードルが高い役どころですが、

踊りや歌舞伎の出来栄えはさておき、とにかく演技は素晴らしかったと思う。

『魂』のこもった演技でした。


実は、2週間前に任侠映画にハマって観ていたんですね。国宝の冒頭は任侠映画風味で指差し


おぉ〜、最近よく観ていた極道の世界ひらめきとちょっとテンション上がったのでした指差し


雪の降る料亭の庭の景色が美しかった。


ハマっていた任侠映画については改めてブログに書きたいんですけど指差し


初っ端から主人公の少年時代の喜久雄と、ストーリーのキーパーソンの1人である渡辺謙演じる上方歌舞伎の人気役者である花井半次郎が出会います。


主人公である喜久雄のお父さんは(永瀬正敏)極道で、結構な規模である立花組の組長なんですね。で、最初の料亭でのシーンで襲撃にあって殺されてしまいます。喜久雄の目の前で銃で撃たれまくって死んでしまいます。これぞ任侠映画な展開指差し

もうこれだけでも喜久雄の人生はハードなわけですが、これはこれから始まる波瀾万丈な物語の序章に過ぎません。

任侠映画、極道の世界といえば、やられたらやり返すのが常ですので、やっぱり復讐するよね〜。


料亭で見た喜久雄に歌舞伎役者としてのポテンシャルを感じて、身寄りの無くなってしまった彼を預かることにする半次郎。


半次郎の奥さんである幸子役は寺島しのぶが演じています。


歌舞伎の世界は世襲絶対です。

そんな歌舞伎の実世界に生まれた寺島さんが、この映画に出演するって興味深いですし、彼女の存在が、非現実的なストーリーに説得力をもたらしているような。

ちなみにこの映画は東宝が配給しています。

歌舞伎の興行主である松竹では絶対にあり得ないストーリーですからね。。。そんな作品に寺島さんが出演しているというのはちょっと皮肉めいたものを感じます。


半次郎には俊介という実の息子がいます。

俊介は歌舞伎の家に生まれたサラブレッドですから、

幼少期から歌舞伎のお稽古をしていて、父親である半次郎と共に既に舞台にも立っています。俊介役が横浜流星です。


吉沢亮と横浜流星の女形、それぞれ違った個性があって良かったです。2人とも元のお顔立ちが整っているので、白塗りのお化粧した姿もとても美しい。


舞台のシーンは、2人の演技を見ているというより、歌舞伎役者の迫真の演技を見ているようで、これがこの映画の最も評価できる部分だと思います。


2人共歌舞伎の曽根崎心中という作品のお初という役を舞台で演じるんですが、

それぞれ違ったお初に仕上がっているというのが素晴らしい。

2人が演じるお初の演技は甲乙付け難く、2人とも凄かった。

観ているこちら側のエネルギーが吸い取られてしまうほどエネルギーを放っていました。まさに役に憑依してるようでした。


イケメン俳優と表現しては失礼になってしまうほど、

2人共良い役者さんだなぁと感心しました。


それにしても、歌舞伎の女形や芸妓さんの衣装って美しい。

日本ならではの色の組み合わせや見事な刺繍に見惚れてしまいました。舞台装置も美しく、改めて歌舞伎は総合芸術であるということを思い出しました。


この映画は、キャスティングが素晴らしくて、脇を固める演技派俳優全員がそれぞれ上手く役にハマっていたのが印象的。


芸妓役の見上愛ちゃん、芸妓姿もすごくかわいかったけど、三味線を奏でる姿は凛としていて、お母さんとしても良かった。

そして、歌舞伎にありがちな?隠し子が登場しますが、最後に隠し子の存在がこんな風に回収されるストーリーだったのかーとなります。


人間国宝で女形の歌舞伎役者である万菊を演じた田中泯さんも凄かった。田中さんは元はダンサーだったのですね。現在80歳。癖のある独特な存在感を放っていて、映画に重厚感をもたらしていました。


半次郎役の渡辺謙はさすがの安定感。

あまり歌舞伎役者っぽくは感じませんでしたが、

襲名披露公演での舞台上での演技、凄かった。。。


森七菜ちゃんは、喜久雄に惚れて歌舞伎の家のお嬢さんである立場を捨てて、歌舞伎の世界から去らざるを得なくなってしまった喜久雄を支えるアキコ役。

女心を上手く表現していたと思う。


ストーリー的には、、かなり現実味に欠けますあんぐり

冒頭にも書きましたが、歌舞伎は世襲。

ですので、根本的に原作からしてファンタジーなのです。フィクションでエンターテイメントな作品。

3時間の大作ではありますが、展開がちょっと雑な部分もあったような気もします。


元々喜久雄と付き合っていて、喜久雄が半次郎に世話になるために大阪に移る時に一緒についてきたハルエ(高畑充希)が、最終的に俊介と一緒になるのはびっくりだったし、仲違いした喜久雄と俊介が改めて一緒に舞台に上がるくだりはまるっと抜けていて、え?って思っちゃいましたが、、、まあ、2人の絆がそうさせたのかな、、、、喜久雄は生活もあるし、芸で生きていくしかない人間だからね。


芸妓との間にできた娘も最後にあんな感じで回収されるのもちょっと無理矢理感があるような。。。

落ちていく喜久雄を支えていた森七菜ちゃんの存在は最終的にどうなっちゃったの?とか。

歌舞伎って血筋に正統性を求めるのに、いくら芸に秀でていたとしても極道の息子が人間国宝になるってアリなのかな?とかね。


エンドロールを見ていて、改めてこんなに多くの人が携わって出来上がった映画なんだとしみじみ感じました。今までいろんな映画のエンドロールを見てきたはずなのに、こんな風に感じたのは初めてでした。


監督はフラガールや悪人でメガホンを取った李相日監督。


私、フラガールはDVD持ってます指差し

フラガールも踊りが映画の重要な要素になってましたが、蒼井優ちゃんがバレエ経験者というのが大きかったと思う。バレエのベースがあったからこそ、最後のタヒチアンダンスのソロの完成度、説得力が生まれたと思う。


いやー、でも、日本舞踊やクラシックバレエだと厳しいよね。


歌舞伎ファンや日舞経験者の方々が吉沢亮&横浜流星の仕上がりについてどう感じるのか気になるところですが、、、、

2人とも良くがんばったよ、拍手です。

やっぱりお初を演じている時の凄まじさが圧倒的だったので、その演技がこの映画の真骨頂だと思います。


ちなみに、映画を観た後にyoutubeで国宝絡みの動画

を見ていたら、実世界の歌舞伎界の若きプリンスの素晴らしい動画に出会いました。


6代目菊之助さん、、、す、すごい、、、

私、日本舞踊は分かりませんが、

これはすごいよびっくりマークなんという才能。

素晴らしくて何度も見返してしまった。


本物だ。。。


もちろん映画と比較するべきではないですが、

当たり前ですが次元が違う。


菊之助さんの踊りを見て、久しぶりに歌舞伎を見に行きたくなってしまった。目元がお祖父様の吉右衛門さんにそっくり。将来が楽しみ過ぎます。


音羽屋さんは安泰ですね指差し


映画から話がそれちゃいましたが、、、

国宝という映画は伝統芸能である歌舞伎の世界を舞台とした壮大なファンタジー映画でしたニコニコ