Kバレエ ラ・バヤデール 6/2 マチネ公演 | アラフォー女子日記

Kバレエ ラ・バヤデール 6/2 マチネ公演

3週間くらい前になりますが、、、Kバレエのバヤデール、 6/2のマチネ公演を鑑賞しました。


この日は結構体調も良かったのですが、、、、

左右から聞こえる音の違いがしんどくて悲しい

まだまだ音楽は楽しめそうになと思った時で。

帰宅後グッタリネガティブしかも帰宅時にものすごい雨が降ってくるという不安

久々に履いたお気に入りのジャンヴィト・ロッシのパンプスがぐっしょり濡れてしまい不安


さて、本題の公演内容ですが、

先月、新国立劇場バレエ団のバヤデールを別キャストで合わせて2回観ていたので、


新国立との見比べとして今回のKバレエのバヤデールを鑑賞することに。


Kバレエってチケット代高いんですよね。。。

S席でも2階席になっちゃったし、プログラム、なんで3000円もするのはてなマークびっくりマークと、前回の胡桃の時も思ったけど、せっかくだしとついうっかり買ってしまうという魂が抜ける


この公演は満員御礼。

メインキャストは、


ニキヤ:岩井優花さん

ガムザッティ:成田紗弥さん

ソロル:堀内しょうへいさん 

堀内さんの『しょう』の字が変換で出てこない。。。


大きな石像が印象的な冒頭の場面。

やっぱりKバレエは舞台装置が豪華ですね。


細かく書きたいけど、、、

あまり気力が無いのでざっくりと。。


新国のバヤと比べるとお話の進んでいくスピードが早すぎて、結構割愛されていて演劇性が下がってしまっている感が否めませんでした。

新国を先に観てたからそう思っちゃったのかなうーん


特にニキヤとガムザッティのやり取りとか結構薄い感じがしたのは私だけ?あそこはもっと長く見せて欲しかったなぁ。


岩井さんは素敵なダンサーで、踊りが丁寧で品があるけど、小野&米沢ニキヤと比べてしまうと少し物足りなかったです。あくまで比較すると、ですので、まだまだお若いしベテランの小野さんや米沢さんとは比較するべきではないですね。

Kバレエの女性看板プリンシパルは日高さんだと思いますが、近い将来、その次になる人は岩井さんのような気がする。今はプリンシパルソリストですが、成田さんや小林さんを抜いてプリンシパルになるようなポテンシャルを感じるような。脇役じゃなくて真ん中で1番輝くダンサーって感じがする。(ド素人の感覚ですみません笑い泣き)


あえてなのかもしれませんが、感情を無にしたようなお人形のように踊っていたところがあったような。

影の王国だったから亡霊っぽさを出すため?あえてなのかな。


成田さんはガムザッティにぴったりだったけど、

やっぱり木村さんのガムザッティを観た後だったから演技が薄く感じてしまい、存在感があまり感じられなかったような。


堀内さんは、なんとなく身体が重そうに見えました。

でも、結婚式のシーンでニキヤが毒蛇に噛まれてソロルの方を向いた時、冷酷にプイって見捨てるクズっぷりが良かったです笑い泣き

新国で観た渡邊&福岡ソロルは申し訳なさそうにしてたんだけど、堀内ソロルは申し訳無さ無しだったビックリマーク

確か、Kバレエのyoutubeで堀内さんご自身が『クズっぷりに注目』と言っていたような。納得のクズっぷりでした笑い泣き


パダクションは若手のピンクチームの方が圧倒的に良かったと思いました。


ブルーチームのソリスト3人は、なんだか疲れていて、結構真顔で踊っちゃってるように見えた。。。

特に、美人で確か今年ソリストとして入団されたダンサーの方とか、ずっと肩が上がっちゃってるし、余裕が無くて必死な感じがした。。。


なので、ピンクの方がイキが良くてハツラツと踊っていて良かったです。


吉田さんのブロンズアイドルは普通でした。

新国では木下さん、奥村さんのブロンズアイドルを観たけど、木下さんは調子悪そうだったし、奥村さんのブロンズアイドルが3人の中では1番良かったです。

吉田さんはきっと上手いんだと思う。ただ、結構ムキムキなので、なんだかそれで重く見えてしまったのがもしれない。。。


影の王国の3人のバリエーションも、改めて新国のダンサーの質の高さを感じたというか。。。

今、新国って若手の競争が激しいというか、上手い人が多くて全体的にレベルが高いんですよね、ほんと。

ソリストのレベルは圧倒的に新国の方が高いと感じました。


あの美しいコールドは、Kだとは24人でした。

新国は32人だったはず。

人数が多い方がより圧倒される感じはありますよね。


去年の胡桃の時もそうだったのですが、

私、Kバレエの公演、向いてないのかも笑い泣き

Kの公演はシンデレラの家みたいなコンテをメインに観た方がいいのかな。。。


せっかくS席買ったけど、なんか不完全燃焼で、いつもなら最後まで見届けますがこの日はカーテンコールの途中で出てきてしまった。。。


演出の違いや衣装のテイストの違いは楽しめたので良かったかなぁ。


堀内ゾロルが結婚式で象に乗って登場したのにはびっくり笑い泣き(もちろん偽物の象ですが)

サマーリゾートのような場所で行われる結婚式って感じでした。


Kの演出はガムザッティも毒蛇に噛まれちゃうんですよね。この辺りはちょっとドラマチックでした。

ブロンズアイドルの登場シーンも違ったり。


衣装のキラキラ感はKの方が強め。

特にガムザッティの衣装が粒の大きいスワロフスキー?が付いたキラキラでゴージャスなインドのドレスのようで華やか。確か紫色の衣装だったと思いますが、成田さんの雰囲気に良く似合っていました。


あと!

石橋 奨也さんのドラムダンスがすごく良かったびっくりマーク

めちゃくちゃ迫力があって惹きつけられました。

この公演で1番良かったのは個人的には石橋さんびっくりマーク


あと、バヤデールって音楽が本当に美しくて、影の王国のバイオリンのソロとかうっとりするほどですが、、、、この日は音楽に感動しなかった。。。

耳のせいか?いや、先週末のアラジンの時は普通に感動したから耳のせいではないと思われる。

この日の指揮はKバレエのリハーサルピアニストである塚越さんが指揮してましたが、やっぱり指揮はこれからなんだと思われる。当たり前か。


全体で観ると新国の方が私は好き。

好きだから贔屓目で観てしまっているのだろうか。。。