値下げされた高速道路を走ってみました | つれづれ草

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私をはじめ、みんなが心の片隅で思っていても口には出せないような事を取り上げて書いてみたいと考えています。

民主党はかなり以前から、「高速道路の無料化」を政策提言にかかげている。経済通?の日経新聞はつい最近まで無料化に批判的で、借金の返済はどうする、社会主義的、ばら撒きなどと批判していた。自民党の政治家もほとんどが反対だったようだが、麻生首相は「1000円で地方は乗り放題」と政策転換をした。これは国土交通省の全面的な賛成もあったと思うが、その巧妙なカラクリについては別のタイトルで書きたい。


私は昨日の土曜日に、中国道の池田インターから山崎インターまで高速道路を利用したが、料金は通常のほぼ半額程度でうれしかった。西宮北インターから西の方面は、いつもより、かなりの車が走っていて、とにかく前に走っている車が見えた!のである。通常の料金だと前方に走っている車が見えず、覆面パトを警戒して時速90キロくらいしか出せなかったが、きのうは久々に時速120-140キロくらいで走れ気持ち良かった。オービスのある場所も、周囲の車のスピードが急に時速80-90キロくらいに落ちるので容易に見当でき、神経をすり減らさなくて済んだのである。中国道の高速道路は混雑していたというよりも、走行する車が増えてやっと本来の道路らしくなっていた。売店も人が多かったようだし、高速道路を下りてから国道沿いの「道の駅」でも、人で賑わっていた。みやげ物も多く買ったが、高速道路料金が安かったので気持ちよく散財できた。地方の温泉に一泊した人も多いだろうし、今回の値下げは地方では劇的な経済効果を上げているだろう。だから麻生首相の政策を評価したいと言いたいが、もともとは民主党の「高速道路無料化案」の一部のパクリで、簡易版なだけである。民主党政権になり、地方の高速道路が無料になれば、もっと旅行をしたいと期待している。