競馬関係者が明かす6ヶ月目で家が建った極秘競馬予想術! -6ページ目

メジャー皐月以来のG1制覇/天皇賞

メジャー皐月以来のG1制覇/天皇賞 (10月30日)


<天皇賞・秋>◇29日=東京◇G1◇芝2000メートル◇3歳上◇出走16頭
 4番人気のダイワメジャー(牡5、上原)が、04年の皐月賞以来となる2つ目のG1タイトルを手にした。安藤勝己騎手(46)が早め先頭から押し切る強気の競馬を披露。2着スウィフトカレント(牡5、栗東・森)の追い込みを1/2馬身差で振り切った。競走能力に影響するノド鳴りを乗り越えた見事な勝利。復活にかけた上原博之師(49)らスタッフの思いが、大一番で結実した。
 先頭のダイワメジャーに、内からスウィフトカレントが襲い掛かった。残り200メートルからの壮絶なマッチレース。安藤勝己と横山典弘。東西の名手の意地と意地とのたたき合いに、9万8000人の大観衆が沸いた。
 「大丈夫。大丈夫」。馬上の安藤は自らに言い聞かせた。自慢の末脚で迫るライバルの呼吸を感じながらも、勝利への確信は揺らがなかった。「向こうは自分の馬と同じペースでしかきていない。こっちには、まだ余裕がある」。熱い戦いの中、心は冷静だった。
 「頑張れ。頑張れ」。スタンドから見詰める上原師は念じ続けた。府中の直線が、いつもより長く感じた。スタートを決めて2番手を奪った。向正面で「勝った」と思った。その余裕は、なくなっていた。「最後は楽じゃなかった」。
 ゴールまで続くデッドヒート。火花散る激闘も、乗り越えてきた苦難の道のりを思えばつらくはない。2着馬を振り切ってのゴールの瞬間、上原師から最高の笑みがこぼれた。「うれしいね」。04年皐月賞以来2度目のG1制覇。強いメジャーが完全復活を遂げた。
 3歳春の皐月賞後、大きなスランプに陥った。3戦して(6)(9)(17)。天皇賞(秋)の大敗後、陣営は獣医師の診断を仰いだ。喘鳴(ぜんめい)症の診断だった。俗に「ノド鳴り」といわれるこの病気は気管支系疾患の一種で、十分に気道が開かず呼吸困難になる。競走能力に影響し、これが原因で引退に追い込まれる馬もいる。栄光から一転して「種牡馬入りを考えたこともあった」と上原師。しかし、陣営は手術を決断した。一昨年の冬。結果は成功だった。「執刀した社台ファームの獣医師さんに、まず感謝しないとね」(同師)。あきらめない気持ちが、この日の勝利を呼んだ。
 もともと、メジャーは手が掛かる馬だ。デビュー戦のパドックでは寝っ転がりそうになった。調教助手が騎乗してパドックを周回したこともある。この日、堂々と落ち着いた歩みに上原師は「だいぶ大人になった」と目を細めた。精神面の安定は、走りの安定に直結する。安藤の自信の騎乗の裏には、厩舎スタッフの日々の努力があったことは見逃せない。
 2年半の苦労は無駄ではなかった。上原師は笑った。「皐月賞もうれしかったが、苦労した分、今日はもっとうれしい」。困難を乗り越えたメジャー陣営の強い意志が、秋の府中に大きな実りをもたらした。次走は11月19日京都のマイルCS(G1、芝1600メートル)。3つ目のG1は、すぐそこに見えている。



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4億9000万円馬3着デビュー/東京新馬戦

4億9000万円馬3着デビュー/東京新馬戦 (10月30日)


4億9000万馬の初戦は、賞金わずか180万円の3着だった。29日の東京4R新馬戦で単勝1・3倍の1番人気に支持されたザサンデーフサイチ(牡、栗東・池江泰寿、父ダンスインザダーク)は、直線で内から抜け出したが外から伸びた馬に差され3着に敗れた。騎乗した武豊騎手は「返し馬での行きっぷりはすごく良かったんだけどね。レースに行って若さが出た感じ。攻め馬の良さが生かせなかった。次はこんなことはないはず」と語った。



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スウィフト完璧も横山典35度目銀/天皇賞

スウィフト完璧も横山典35度目銀/天皇賞 (10月30日)


<天皇賞・秋>
 スウィフトカレントの横山典弘騎手(38)は菊花賞に続いてG1・2着に終わった。90年のダービー(メジロライアン)から数えて35回目の銀メダルだ。しかし、今回のパートナーは7番人気。メンバーの中では、どちらかといえば伏兵の位置付けだ。森師は「本当にうまく乗っていた。完ペきだった」と称賛し、人気以上の結果を出した騎乗を高く評価していた。
 寸分の狂いもロスもない競馬だった。2コーナーをすぎてから徐々にポジションを上げた。外にアサクサデンエンを置き、内ラチ沿いを折り合いに専念して走らせた。直線に入って、ダイワメジャーを目標に切り替えるとぴったり真後ろにつけ、たたき合いに持ち込んだが最後は脚色が一緒になってしまった。「小細工はせず、思い描いていた通り、理想的な競馬ができた。馬の状態も、この前(オールカマー4着)より良かったしね」と、晴れ晴れとした表情を見せた。
 以前は体質が弱く、輸送減りしてしまった馬が、この日は10キロ増で出走できた。完全に本格化したとみていい。「この後はJCに行きたい」(森師)。ディープインパクトやハーツクライがいる大舞台で、どこまでやれるか楽しみだ。



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ディープ31日に栗東へ帰厩

ディープ31日に栗東へ帰厩 (10月30日)


天皇賞・秋を回避したディープインパクト(牡4歳、栗東・池江郎厩舎)は29日、東京競馬場のダートコースをキャンターで1周半する調教を行った。

 前日に5ハロンから軽い追い切り。「そのせいか、今日はハミを受けて本当に折り合いがついた調教ができた」と池江助手は話した。天皇賞当日とあって、早くから場内の開催準備が行われていたが「その風景を眺める余裕も見せていた」という。

 31日には東京競馬場を退厩。約3か月ぶりに、栗東トレセンへ帰厩する。



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ハムに続けずバルク4着…天皇賞・秋

ハムに続けずバルク4着…天皇賞・秋 (10月30日)


◆天皇賞・秋(29日) 北の大地に思いを届けることはできなかった。地方馬として初めて天皇賞に挑戦したコスモバルクは、末脚の伸びを欠いて4着。国内G1制覇の悲願は果たせなかった。

 1000メートル通過58秒8。緩みのない流れに、バルクは戸惑った。五十嵐冬は「ダイワメジャー、ダンスインザムードの後ろを仕掛けながらの追走。しぶとく伸びたけど、4コーナーの手応えはオールカマー(2着)よりなかった」と悔しさをにじませた。

 遠隔地からの参戦。田部和調教師は「輸送に2日かかるから、どうしても最後の調整ができない。でも、体調には自信があった。頑張っているよ」とバルクをいたわった。

 収穫もあった。「反応が鈍くなっているのか、あの位置(5番手)からの競馬。折り合い面は確認できた。もう一度、JC(04年〈2〉着、05年〈14〉着)へ」とトレーナー。北の怪物の挑戦は、まだ終わらない。



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