古参の幹部社員たちが持つ『四つの意識』と対応方法(part2) | 大阪の経営コンサルタントが世の中の仕組みをぶった斬る!

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事業承継が行われようとする会社の古参の幹部社員たちの中には、「自分たちが今までの会社を支えてきたのだ」という思いがあります。

「次期社長」や「事業を継いだばかりの新米社長」が、その思いを否定するような接し方をしてしまうと、彼らは一気にヤル気を失ってしまいます。
そのような意識を持った人たちを自分の味方にするためには、会社の礎を築いてくれたことへの感謝の思いをはっきりと伝えることが効果的です。

「次期社長」や「事業を継いだばかりの新米社長」の中には、古参の幹部社員たちから見下されていると感じている人もいます。
事実、彼らの中に「自分たちの方があなたよりも経験は上なのだ」という思いもあり、そのことが態度となって表れてしまうケースが多いです。

そのような状況を変えていくには、自分よりも経験が上なことを認めていることを態度で表すことが効果的です。
分からないことがあった時や知恵を借りたい時などに、古参の幹部社員たちに対して積極的に相談を持ち掛けてみることで、彼らの態度も変わってくるはずです。

そのときに、絶対にしてはならないことがあります。

その答えは、「過度におもねること」です。
そうしてしまうと、古参の幹部社員たちからナメられてしまいます。
ナメられてしまうと言うことを聞いてもらえなくなり、「次期社長」や「事業を継いだばかりの新米社長」のやりたいことが前に進まなくなります。

※大庭経営労務相談所は、「次期社長」、「事業を継いだばかりの新米社長」の経営を全力で応援しています
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