事業承継が行われようとする会社において、古参の幹部社員たちは次のような意識を持っています。
・自分たちは先代社長(現社長)に仕えてきたのだ
・自分たちが今までの会社を支えてきたのだ
・自分たちの方が“次期社長・事業を継いだばかりの新米社長”よりも経験は上なのだ
・今までのやり方を変えたくない
戦国時代の話ではないですが、古参の幹部社員たちの中には、「オレたちは現社長(先代社長)の下で頑張ってきたのだ」、「オレたちが仕えるべき相手は現社長(先代社長)なのだ」
といった思いがあります。
そのような相手に「次期社長」や「事業を継いだばかりの新米社長」が良きパートナーとなってもらいたいのであれば、彼らに対して『あなたたちの功績を生かしながら、
会社として更なる成長を遂げていくために、このような道筋を描いているのだ』と伝えることが効果的です。
そのときに、絶対してはならないことがあります。
答えは、環境変化を全面的な理由にしてしまうことです。
それをしてしまうと、彼らは反発します。
自分たちが今までやって来たことを否定されたように感じてしまうからです。
※大庭経営労務相談所は、「次期社長」、「事業を継いだばかりの新米社長」の経営を全力で応援しています
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