ビジネス界の常識の壁/マネージャーの部下の育成に関する常識の壁(その22) | 大阪の経営コンサルタントが世の中の仕組みをぶった斬る!

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★部下の評価は期末に行うもの(2/2)

はたして、期末に一年間を振り返ったときに、部下の一年間の実績や成長を正確に見極めることができるのでしょうか。

実績は、結果を見ればわかるというかもしれません。
しかし、たまたま巡り合わせが良くて結果も良かっただけの可能性もあります。

評価を行うということは、今後も期待できるのだということを見極める必要があるのです。

成長も同様です。
一年前の状態を思い出したときに、なんとなく成長したことはわかるのだが、どの部分がどの程度成長したのかということが見極められないのであれば、評価を行う意味がありません。

きちんとした評価を行いたいのであれば、日ごろから評価の視点で部下の言動に着目することが必要です。
最終評価は期末に下すにしても、評価そのものは日ごろから行う必要があります。

そうすれば、来期以降も期待できる一年間での実績や成長であったのかどうかも見極められますし、評価結果について不平不満が生じることもなくなります。

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