★教えるよりも自分でやった方が早い(2/2)
マネージャーが「教えるよりも自分でやった方が早い」と考えてしまうことで部下が育たなくなり、チームの生産性も上がらず、育たないことにマネージャーがストレスを感じるという悪循環に陥ってしまいます。
業務をつつがなく終わらせなければならないという課題と部下を育成するという課題は切り離さなければなりません。
そもそも、その二つの課題が両立することなどあり得ないのです。
よって、日常業務を遂行する中で行う育成の場合は、その業務に関しては、日々の業務計画の中から切り離しておく必要があります。
なによりも、部下を育てたいのなら失敗させることです。
失敗の中に、成長のヒントが隠されています。
人は、誰でも失敗を積み重ねて成長します。
マネージャーが代わりにやってしまうということは、部下の成長機会を奪ってしまうことなのです。
部下の育成に携わるマネージャーは、気を長くして対応する必要があります。
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