図に乗る中国への対応 | 大阪の経営コンサルタントが世の中の仕組みをぶった斬る!

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経営に関することはもちろんのこと、時には政治や経済、時事問題、社会問題など、世の中のホットなネタに対しても、経営コンサルタント的な視点でツッコミを入れています。

中国海警局の船が民兵を乗せた漁船団を引き連れて連日のように尖閣諸島の日本の領海内に立ち入っています。
中国側の意図に関して様々な憶測が流れていますが、「平気で日本の領海内に立ち入ることの実績を積み上げることで、日本が尖閣諸島を実効支配していないことを世界にアピールする」狙いがあるのは間違いのないところです。

このことに対していたずらに中国を刺激するのは得策とは思えませんが、日本の主権が犯されていることも事実なので、政府には毅然とした対応を取ってもらいたいです。
外務大臣が駐日大使に抗議をしましたが、どこ吹く風の反応なので、もっと強硬な対応が必要なのだと思います。

今のところ相手は海軍を出してきていないので、日本も海上保安庁で対応するしかありません。
ですが、尖閣諸島の日本の領海域に海上保安庁の船を配備して、領海侵犯をした船に対して警告を発し、無視をする船に対しては威嚇射撃をするくらいの対応は必要だと考えます。

そのような水際の対応以外にも、中国を孤立させる外交戦略も有効だと思います。
例えば、同じく尖閣諸島の領有権を主張している台湾との関係を強化して、日本と台湾との間に領土問題は存在しないという見解を作りにいくことも検討に値するのではないでしょうか。
今の台湾の総統は親日派なので、非実現的な話ではないと思います。

《面白い本を見つけました》

「戦国墓参り」というタイトルの本ですが、自分探しの旅に出た青年が五日間だけこの世によみがえった石田三成と出会い、彼からいろいろなことを教えられながら自分探しの答えを見つけるという、SFだけど人生とは何ぞやを考えさせられる物語でした。

http://jspace.jp/?page_id=1515