先週の一球入魂レースは、
「朝日杯FS」
2番人気クラレント、
過剰人気ローレルブレット、ショウナンラムジらをぶった切った中で、
重い印を打った馬はほぼ横一線、
よって5頭BOXの馬連勝負とした今年の朝日杯。
その5頭の着順は1、2、4、5、6着、
結果は▲→○で的中。
配当均等買いでも回収率300%を確保。
(どこが来ても同じ配当になる買い方)
選んだ5頭で掲示板独占まであと一歩というところで、
3着狙いのレオアクティブに差し込まれてしまったが、
分析はほぼ機能した。
勝ったアルフレードは2枠3番をもらった時点で、
政治面から重い印を打たなければならない馬。
絶好枠から鞍上ウィリアムズで、
難なくいいポジションをとってアッサリもあると結論付けたが、
まさにその通りの競馬で楽勝、
前半34.5の流れにも完璧に対応。
スローの経験のみで、
一見「危険な人気馬」に指名しがちだが、
それだけで無印とするのは早計、
絶好枠と「スピード十分の血統背景」から必然の勝利だったと言える。
未知の魅力で押し出された「危険な1番人気」ではなく、
朝日杯ラップに対応できる「血統の裏づけ」をしっかり持っていた。
2着マイネルロブストは16頭の中で血統評価1位、
さらに人間面の強烈ファクターで○評価。
朝の時点で6番人気、
しかし最終的に4番人気まで上昇したのは誤算だったが、
ゼンノエルシド、メジロライアン、ニジンスキーのクロス、
そしてスエヒロジョウオーの血が炸裂。
中山マイル向き、
さらに現在の馬場にもドンピシャであった。
9番人気という低評価を覆し、
クビ差4着に激走したトウケイヘイロー。
直線で一旦は先頭、
6枠12番から見せ場十分であった。
同馬は「会員様専用ブログ」の特注血統、
ファクターDの該当馬で朝日杯では必ず買うと決めていた。
しかも過去20年間の2歳馬全体で、
史上11頭目となる「ある強烈ファクター」のクリア馬でもあった。
古くはグラスワンダーやコスモサンビーム。
そして近年のクリア馬は、
アニメイトバイオ、ライステラス、グランプリボスなど、
必ず2歳G1で好走しており、
トウケイヘイローの激走も何ら不思議ではない。
ダローネガは枠順以外の検証はパーフェクトだったが、
痛恨の大外枠。
コース形態上、
先行馬はスタートから相当無理をしなければならない。
前日を含め「外枠からの先行好走例」は度々あるが、
条件戦とG1は別物。
無印も考えたが他検証はパーフェクトというのも考慮、
最終結論で買い目に入れた。
しかし8枠16番を克服できずに5着まで。
◎を打った単勝11.8倍の伏兵サドンストームは、
内から差し込んだが6着まで。
絶好のスタートから下げすぎなければ、
もう少し際どかったという内容。
血統面から距離は問題なかっただけに、
持続力を生かした強気の競馬を期待したが、
1枠1番のアドバンテージを生かせなかった上に、
持ち味を全く発揮できずに終わった。
今年の朝日杯の最大のポイントは、
「前走不良馬場だった東スポ杯組」の取捨。
4人気マイネルロブスト○、2人気クラレント無印、
ドンピシャの判断。
さらに一見「危険な人気馬」のアルフレード▲。
一方で明らかに過剰人気だった、
ローレルブレット、ジョウナンラムジ無印。
5頭に絞っての馬連BOX指示、
▲→○決着で優良な情報を提供できたと思う。
大外ダローネガは切っても良かったが、
ローリスクで万全を期しての勝負だった。
ジョワドヴィーヴルにはやられたものの、
今月の一球入魂レースは3戦2勝。
JCダートのダブル的中400%に続き、
朝日杯FSは300%を確保。
共に堅い決着でも、
資金を圧迫する「危険な人気馬」を複数ぶった切っての、
少頭数競馬とすることで、
まずまずの回収率を、
ローリスクで達成できる典型的なレース。
JCダートでは3人気ヤマニンキングリーをはじめ、
4人気ダノンカモン、6人気ミラクルレジェンドを無印。
しかもトランセンド、エスポワールシチーの間に1頭入るという結論、
結果は1人気→5人気→2人気でのドンピシャ決着。
有馬記念も「2強の様相」となっているが、
仮に堅い決着でも「危険な人気馬」を複数切ることで、
大幅プラス収支は可能となる。