今週の一球入魂レースは、
「朝日杯FS」
中山マイルの特徴的なコース形態は、
レースラップにもストレートに反映されている。
これは前回記載した通りであるが、
朝日杯はラップ面から
「ダート的な持続力」が要求されるレースと言える。
米国血統が大きなアドバンテージとなるのは必然、
しかも仕上がりが早いので2歳戦に強い。
つまり2歳戦&中山マイルの朝日杯では、
早熟&持続力という米国血統の特徴が存分に生かされる。
それは朝日杯の歴代好走馬を見れば一目瞭然であり、
もちろん今年も大きなアドバンテージになるだろうが、
仕上がりの早い米国血統の馬が、
朝日杯に出走してくるケースも非常に多い。
よって別角度からの血統分析も必要不可欠、
やはりポイントは「急坂」だろう。
朝日杯は前半から速い流れになる上に、
ゴール前には急坂が待ち構えている。
これを乗り切るためには、
スタミナや底力も重要となるのは想像に難くない。
ローズキングダム、セイウンワンダー、キャプテントゥーレ、
ドリームジャーニーなど、
朝日杯好走馬の中から毎年のように、
「2000M超G1」で好走する馬が出ているのも必然と言える。
これを重視した結果、
ある名血を朝日杯の「特注血統」に指名したが、
過去10年の朝日杯において、
この特注血統に該当した馬の成績は、
(2-3-3-6)
勝率14%
連対率36%
3着内率57%
(4着内率64%)
単回収率168%
複回収率155%
2頭に1頭以上が馬券圏内、
回収率も単複共に150%を超えている。
まさに「買いの一手」
該当馬も10年間で14頭と少なく、
まさに「特注血統」と呼ぶに相応しい。
ピンポイントで狙い撃つことが可能、
毎年のように「この特注血統」が炸裂しているのだ。
7番人気以下の好走例も複数、
伏兵の激走も大いに期待できるが、
上位人気の安定感は素晴らしいものがあり、
上記データから「5番人気以内」を抽出すると、
(1-2-3-1)
7頭中6頭が馬券圏内、
軸としての信頼度は非常に高い。