小倉記念 コース形態とレースラップ | 競馬データぶろぐ。(アメブロ版)

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今週の一球入魂レースは、

「小倉記念」


前回のブログにも記載した通り、

小倉記念も血統分析が相当重要となるが、


(詳細は、

小倉記念 血統評価1位馬 を参照)


小倉記念は特に、

「血統が物を言うレース」だと言っても過言ではない。


上位人気、人気薄に関係なく、

毎年似たような血統馬が馬券圏内を占拠している。


もちろんそれは、

コース形態とレースラップが大きく影響しているからだ。


古くはロサードが3回も馬券になっており、

全弟のヴィータローザも好走。


さらにはメイショウカイドウの連覇、

ニホンピロキースが2年連続で波乱を演出。


昨年はニホンピロキースの半弟ニホンピロレガーロが、

9番人気で勝っている。


このように、

リピーターが多いという特徴があるレースであるが、


その最大の要因は、

毎年同じような「レースラップ」を刻むからである。


このレースラップの「最大の特徴」は、

火曜のランキング内に記載した通りであり、


小倉記念攻略に決して欠かせないものであるが、


今回はコース形態にも簡単に触れておく。



小倉競馬場は、

平坦と思われがちなローカル競馬場だが、


実は高低差のあるコース形態となっている。

(先週の函館記念ほどではないが)


小倉競馬場の平坦は、

主に4コーナーからゴールまでの直線部分で、


他部分は2コーナーを頂点とした、

高低差2.96Mの「起伏あるコース形態」


具体的には、

ゴール地点から2コーナーまでは上り坂、


そして頂上の2コーナーから向こう正面まで下り、

さらに3コーナーから4コーナーにかけても下り坂。


さらにこの下り坂の3~4コーナーは、

スピードを落とさずに回れる「スパイラルカーブ」となっている。


さらにコースの幅も広く、

30Mという芝コースの幅員はローカル6場の中で最も広い。



小倉記念が行われる芝2000Mは、

直線部分の延長上にある4コーナーのポケットがスタート地点。


つまり1コーナーまでの前半3ハロンは平坦。


この平坦部分の直線をフルに使い、

さらに横に広がった状態での先行争いは長引くことになる。


これがレースラップに多大な影響を及ぼしているのだ。



そして何と言っても、

上記コース形態から必然的に起こる事象とは、


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(※上記ランキング内に掲載中、現在50位前後)



上記ランキング内に記載した内容を制するものが、

小倉記念で勝ち負けする資格のある馬である。


さらに04年以降は、

1分57秒~58秒台という高速決着になっていることも、


言うまでもなく重要なポイントである。