安田記念の資金稼ぎは東京３Ｒだ。本命には前走の内容を評価して◎ドリームクルーズを推す。前走は東京芝１６００ｍの未勝利戦に出走して②着。右未勝利戦の勝ち時計１．３３．７（３５．４＝２４．０＝３４．３：落差＋１．１秒）は、２０２４年の第２回東京の良馬場の芝１６００ｍで行われた３歳未勝利のデフォルトの１．３３．５（３５．１＝２３．８＝３４．６：落差＋０．５秒）に比べて、テンが０．３秒遅く、中盤が０．２秒遅く、上りが０．３秒速く、勝ち時計が０．２秒遅かった。このレースは先行馬勢に有利な流れだったとはいえ、ドリームクルーズは持ち前のスピードを発揮し、見せ場タップ。好スタートからハナを切るとマイペースに持ち込み、逃げ切りを図ったが、最後の最後で終始２番手でマークされていた勝ち馬にゴール前で差されてしまった。それでも２頭の一騎打ちはゴール前４００ｍ付近から始まっていたので、この馬もかなり長くいい脚を使っている。あの展開で差し馬勢の追撃を抑え切り、抜かせなかったのは立派。距離短縮で今回はハナは切れないだろうが、グレンノアラシを行かせて２番手からの先行抜け出しを狙うハズ。前走で見せた持続的な末脚はむしろマイルよりも１４００ｍ向き。この舞台なら、さなる前進が見込めると考えたい。相手本線はモレイラ騎手騎乗の〇ハニーコムだ。前走はＳペースに嵌って差し届かず③着に敗れたが、前々走の競馬を見る通り、この馬は先行もできるタイプ。それほど鋭い末脚を持っているわけではないので、好走には４角での位置取りが重要。モレイラ騎手なら、今回は先行抜け出しを選択してくれるハズ。３番手は休み明けを一度叩いて上昇が見込める▲アオイメルスイを狙う。高レベルの新馬戦で④着しているとおり、元値はこのメンバーに入れば上位と言える馬。フローラＳ勝ちのアドマイヤベル、スイートピーＳ③着のベストミーエヴァー相手の④着の実績を考えれば、このメンバーなら勝ち負け可能。以下は押さえの評価になるが、△レッドライトニング、△オキャン、△ジョーヴェサルまで。
（結果）
◎ドリームクルーズ （①着 １人気）
〇ハニーコム
▲アオイメルスイ （②着 ７人気）
△レッドライトニング
△オキャン
△ジョーヴェサル
