2024 福島牝馬S(予想と買い目) | 競馬解読教室

競馬解読教室

競馬を解読する
GIを中心に予想します。今週は毎日王冠です!

 このレースは、2014年から①着馬にヴィクトリアマイルの優先出走権が与えられるトライヤルレースになったため、レースレベルの向上が目覚ましい。過去10年(2014~2023年)、良馬場で行われた福島牝馬Sのデフォルトは、勝ち時計1.47.1であり、前中後3F毎のラップは35.5=36.3=35.3(落差+0.2秒)。中盤はやや緩む傾向にあるものの、開催最終日に行われるレースにしてはラスト1Fが速くなるのが特徴。ラスト3Fが甘い馬では勝ち負けが難しく、上り最速を記録した馬の好走が目立つレースである。事実、(新潟競馬場で施行された2021年を除く)直近の5回の福島牝馬Sの勝ち馬5頭のうち、4頭(アナザーリリック、フェアリーポルカ、デンコウアンジュ、キンショーユキヒメ)は上り最速馬だった。唯一の例外である昨年のステラリアも上り第二位馬だったので、このレースはメンバー中最も速い上りを使えそうな馬を狙うのがコツである。本命は◎タガノパッションとした。近2走は愛知杯、中山牝馬Sという牝馬限定の重賞に出走して②着、⑥着だったが、上り3Fはいずれも最速だった。この馬は小倉で好走が目立つように、直線の短い小回りの1800~2000mを得意にしている差し馬。福島は今回が初コースになるが、福島適性はあるハズだ。相手本線に狙ってみたいのは、前走の内容に見どころのあった〇ライトクオンタム。3歳時にシンザン記念を勝った素質馬であり、その後伸び悩んでいたものの、前走の小倉日経オープンでは4角先頭の積極策を見せ、ゴール前まで粘っていた。復調してきていると思う。桜花賞で2人気⑧着したのがこの馬の「元値」であり、立ち直ればここを勝っても驚けない。3番手は福島向きの先行力を持つ▲コスタボニータ。1枠1番は大きなプラスになるだろう以下は押さえの評価になるが、△エリカヴィータ、△エミュー、△フィールシンパシーまで。

(結果)

◎タガノパッション

〇ライトクオンタム

▲コスタボニータ (① 1人気)

△エリカヴィータ

△エミュー

△フィールシンパシー (②着 8人気)

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

A