2024 桜花賞(予想と買い目) | 競馬解読教室

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 ステップレースの価値から言えば、桜花賞の主役を占めるのは阪神JFvsクイーンCという理解でいいと思う。もしこの組を逆転できる馬がいるとすれば、この組と未対戦であるが、すでに重賞で高いパフォーマンスを示している馬、しかない。すなわち、アルテミスS勝ちのチェルヴィニアだ。チェルヴィニアのアルテミスSの勝ち時計1.33.6(35.9=24.1=33.6:落差+2.3秒)は、良馬場のアルテミスSのデフォルトの1.34.3(35.5=24.5=34.3:落差+1.2秒)に比べて、テンが0.4秒遅く、中盤が0.4秒速く、上りが0.7秒速く、勝ち時計が0.7秒も速かった。この内容は素直に素晴らしかった。問題は5か月半の休み明けと、鞍上の交代と、8枠18番。この三重苦を跳ね返すことができるかどうか!?である。結論から言えば、今回チェルヴィニアはアルテミスSほどのパフォーマンスは出せないと判断して、狙いを下げようと思う。

 チェルヴィニアが買えないのであれば、本命は阪神JF組から選ぶのがセオリーだろう。◎アスコリピチェーノから勝負したい

。血統的にオークスは、恐らく、長い。ゆえに、桜花賞に全力投球。そこが、オークスを視野に入れているステレンボッシュとクイーンズウォークとの差。北村騎手の渾身の騎乗に期待したい。相手本線としてまず取り上げたいのが〇イフェイオンだ。まだ一線級との対戦がないので人気がないが、この馬の瞬発力はかなりのもの。それくらい、イフェイオンの前走フェアリーS勝ちの内容は期待できる。近年、桜花賞まで間隔をとれるフェアリーSは、出走馬のレベルが上がっている。3番手が阪神JF②着の▲ステレンボッシュ。この馬については説明は不要だろう。走ってくると思う。以下は押さえの評価になるが、前走が1400mのFR組というだけで人気がない△エトヴプレ。前走では阪神JF③着馬コラソンビートとガチンコ勝負をして、楽々逃げ切ったパフォーマンスは素晴らしかった。あれは展開の利を得た逃げ切りではなかったと評価している。△クイーンズウォークはここまで印が下がってしまったが、能力は一流。それなのに印を下げたのは枠順。大飛びの馬だけに1枠2番は歓迎ではないハズ。4角の位置取りが悪くなりそう。最後に阪神JF③着の△コラソンビート。幻の阪神JF馬チェルヴィニアは実力は評価しているが、前記の不安点を重視して、今回は無印とした。

(結果)

◎アスコリピチェーノ (②着 1人気)

〇イフェイオン

▲ステレンボッシュ (①着 2人気)

△エトヴプレ

△クイーンズウォーク

△コラソンビート