チューリップ賞の資金稼ぎは中山1Rだ。本命の◎ペイシャニットはデビュー以来③着、②着と、未勝利脱出まであと一歩。前走の未勝利戦の勝ち時計1.18.7(29.4=12.2=37.1:落差ー7.7秒)は、2010年~2023年の厳冬期に稍重の東京ダ1300mで行われた3歳未勝利のデフォルトの1.20.2(29.8=12.6=37.8:落差ー8.0秒)に比べて、テンが0.4秒速く、中盤が0.4秒速く、上りが0.7秒速く、勝ち時計が1.5秒速かった。馬場差を考慮してもこの時計は立派。このレースは先行馬有利な流れだったが、ペイシャニットは差し馬の中では再先着。ラストの伸びは目立っていたし、勝ち馬との差は位置取りの差だけ。中山も苦にしないタイプだし、今回は未勝利勝ちのチャンスだ。相手本線は〇エリカポラリスを抜擢したい。前走は勝ち馬から2.1秒離された②着だったが、あれは勝ち馬が強すぎた。この馬は先行力があるので、今なら1200mへの距離短縮はプラスに働くだろう。3番手は▲サノノリッチ。陣営によれば前走はデキ落ちだったようだが、今週の稽古の動きは良かった。立て直した今なら4走前の②着の走りが期待できるかもしれない。以下は押さえの評価になるが、△チェルシー、△チャルドーニ、△サンマルブーケまで。
(結果)
◎ペイシャニット (①着 1人気)
〇エリカポラリス (③着 7人気)
▲サノノリッチ
△チェルシー
△チャルドーニ
△サンマルブーケ