2024 フェブラリーS(予想と買い目) | 競馬解読教室

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 今年のフェブラリーS予想のスタートは、「今年はメンバーレベルが低いため、例年なら、馬券対象になれないような馬にもチャンスがある!」という点。例年なら、消しのデータに当てはまるような馬にもチャンスがあるとみている。本命は、このメンバーの中では実力No.1だと認めている◎ウィルソンテソーロだ。本命の理由は、「この馬は基本的にスピードタイプであり、東京ダ1600ⅿなら、持てる実力を発揮できる!」と考えているから。この馬はマイル戦を先行して、好位から速い脚を使えるタイプ。週頭に指摘した、フェブラリーSで好走できるタイプの馬だ。約1年半前の話になるが、東京ダ1600ⅿの2勝クラスを勝った時のレース(道中5・7番手から上り最速で快勝)を見ると、この馬は東京ダ1600ⅿがベストだと思う。近2走は適距離より長いダートのGⅠで連続②着しているが、これは地力の証。苦手な距離や舞台でもGIで好走していた馬が得意の距離・舞台に戻るのだから、他の馬との着差は広がるハズだ。唯一の不安点は乗り替わり。テン乗りの松山騎手が調教にも乗らなかったのはマイナス材料だが、あくまでも馬の能力重視で、この馬が本命だ。

 相手筆頭には〇イグナイターを狙いたい。この馬を評価しているのはJBCスプリント①着の勝ちっぷり。あのレースは34.4=37.6(ー3.2秒)という前傾ラップ。しかも4角出口では馬群がヨコにひらいて、5頭が並ぶ形。どう見ても先行勢には厳しい流れだった。レースを見ながら、「この競馬になれば、リメイクが差せる!」と思っていたが、なんとイグナイターは1列目からしっかり伸びて、リメイクの差しを抑え切ってしまった。普通、あの流れと展開になれば、十中八九、リメイクが勝つのが競馬。それなのに、あの流れで最後はむしろリメイクを突き放し気味だったところを見ても、この馬は意外と体力があるし、ある程度の距離延長には対応できると思う。確かにこの馬のベストは1200~1400ⅿであり、マイルがベストではない。それでも、JBCスプリントの勝ちっぷりを高く評価して、この馬を対抗に推してみたい。ちなみに、この馬が中央デビューを果たした舞台は今回と同じ東京ダ1600ⅿ。新馬戦とはいえ、あの時のレースぶりをみると、距離がこなせないわけではないと思う。イグナイターの場合、距離延長もよりも不安なのが1枠1番という枠順だ。芝スタートのマイルのGIの1番枠でスタートに失敗すると・・・その時点でジ・エンドとなってしまうので、西村騎手にはスタートだけには気を付けてもらいたい。スタートさえ出て、上手に先行できれば、見せ場は作れるハズだ。例年以上にレベルの低い今年なら、地方馬にもチャンスがある。

 3番手は▲ドゥラエレーデだ。ウィルソンテソーロには連敗中だが、GIで連続③着は地力の証。調教はやややりすぎたきらいがあるが、テンから飛ばしてもバテナないというこの馬の脚質は、ドンフランキーが速いペースで逃げる今年のフェブラリーSでは大きな武器になるだろう。消耗戦には強いタイプだし、鞍上がムルザバエフ騎手なら、この馬は崩れない。

 以下は押さえの評価になるが、△スピーディーキック、△タガノビューティー、△アルファマムという差し馬を狙ってみたい。いずれもHペースの東京マイルは向いているハズだ。2024年最初のGIは、◎ウィルソンテソーロで男なら勝負だ!!!

(結果)

◎ウィルソンテソーロ

〇イグナイター

▲ドゥラエレーデ

△スピーディーキック

△タガノビューティー

△アルファマム

 

 

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