2024-074 GⅢ クイーンS レース回顧 | 競馬を楽しむには

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【レース回顧】

3歳馬コガネノソラ、叩き合いを制して重賞初制覇!

■レース結果
第72回クイーンSは丹内祐次騎手騎乗の5番人気コガネノソラが、中団追走から直線での叩き合いを制して優勝。重賞初勝利を飾った。勝ち時計は1分47秒4(良)。鞍上の丹内騎手はこのレース初勝利。本馬を管理する菊沢隆徳調教師は2017年アエロリットに続き、このレース2勝目となった。

2着はアタマ差で武豊騎手騎乗の2番人気ボンドガール。3着はクビ差で藤岡佑介騎手騎乗の7番人気アルジーヌ。なお、1番人気に支持されたウンブライルは10着に敗れた。
 



■レース展開・総括
ややバラついたスタートとなり、内から6番コンクシェルが飛び出した。8番ウインピクシスが応戦し、7番アルジーヌも好ダッシュ。9番スタニングローズが続き、1馬身差で先団勢を見ながら4番ラリュエル、10番キタウイング、5番モズゴールドバレル。1馬身差で中団に12番コガネノソラ。3番イフェイオンが続き、13番ドゥアイズ。さらに1馬身差で後方にかけて1番ボンドガール、2番ウンブライル、14番モリアーナがかたまって追走。2馬身差の最後方から11番エリカヴィータという隊列になった。

1000m通過は60秒3でスローペース。コンクシェルのリードは1馬身。ウインピクシスらが続き、3コーナーをカーブ。中団からはコガネノソラがじんわりと動き、ドゥアイズはジョッキーの手が動きながらスパート。後方集団のウンブライル、モリアーナもおっつけられて4コーナーに向かった。

コンクシェルが先頭で直線に入り、2馬身のリード。スタニングローズが2番手に上がり、馬場の中ほどからはコガネノソラとボンドガールが末脚を伸ばしてきた。ドゥアイズやイフェイオンもじわじわと伸びるが、ウンブライルとモリアーナは苦しい様子で、伸びを欠いた。

先頭はまだコンクシェルだが徐々にリードがなくなり、コガネノソラらが一気に急追。馬群の間を縫ってボンドガールやアルジーヌも脚を伸ばし、外からはドゥアイズが猛追してきた。ゴール前は激戦となり、最後はコガネノソラがわずかに先頭でゴールを果たした。

コガネノソラは前走オークスでは12着と惨敗したが、スイートピーSを含めて3連勝を果たした距離1800mに戻り、見事に重賞初制覇を飾った。秋華賞へ向けても価値ある勝利となった。2着にも斤量51キロの3歳馬、ボンドガールが入った。中団よりも後ろで構え、最後は馬群を捌いて鋭い脚を繰り出した。悔しい結果ではあったが、非常に収穫ある内容だった。

(JRA-VANより)

 

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