2024-063 GⅢ 函館SS レース回顧 | 競馬を楽しむには

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【レース回顧】

サトノレーヴが抜け出して重賞初制覇!

■レース結果
函館競馬場で行われたG3・第31回函館スプリントステークスは、浜中俊騎手騎乗の2番人気サトノレーヴが優勝。道中は好位3番手を追走。直線では内から鋭く抜け出して、重賞初制覇を決めた。勝ち時計は1分8秒4(良)。鞍上の浜中騎手は一昨年のナムラクレアに続く本競走2勝目、本馬を管理する堀宣行調教師は2006年ビーナスライン、08年キンシャサノキセキに続く本競走3勝目を飾った。

1馬身4分の1差の2着は5番人気・松岡正海騎手騎乗のウイングレイテスト、クビ差の3着は3番人気・坂井瑠星騎手騎乗のビッグシーザーが入った。なお、1番人気に推された斎藤新騎手騎乗のアサカラキングは逃げられず、9着に敗れている。
 



■レース展開・総括
ほぼ揃ったスタートから2番カイザーメランジェがハナに立つ。3番アサカラキングは行き脚が鈍く、手綱を押して2番手。1馬身差で内に4番サトノレーヴ、外に8番カルネアサーダ。半馬身差で外に10番ウイングレイテスト。1馬身半離れて内に5番オタルエバー、外に13番ビッグシーザー。2馬身離れて内に6番シナモンスティック、外に7番シュバルツカイザー。1馬身半差で9番キミワクイーン。1馬身差で12番ジュビリーヘッド。1馬身差で11番ジャスティンスカイ。1馬身半離れて内に1番サウザンサニー、外に15番マテンロウオリオン。1馬身半差で16番ゾンニッヒ。3馬身離れて最後方に14番セッションという隊列で進んでいく。

前半600m通過33秒4と緩みのない流れで、カイザーメランジェがレースを引っ張る。リードは1馬身。2番手アサカラキング。3番手で内にサトノレーヴ、外にカルネアサーダとウイングレイテスト。中団勢も外を通って進出。カイザーメランジェが先頭で4コーナーから直線へと入っていく。

直線に向いて、逃げたカイザーメランジェは失速。アサカラキングも伸びを欠いている。この2頭の間からサトノレーヴが鋭く伸びて抜け出していく。2番手にはウイングレイテストが浮上。3番手は外のビッグシーザーと内ラチ沿いのサウザンサニーの争い。2番手以下を後目にサトノレーヴが押し切って先頭ゴールイン。2着にウイングレイテスト。3着はビッグシーザーが入った。

サトノレーヴが快勝で重賞初制覇を決めた。レースぶりが巧みで、スムーズに好位置につけられるセンスがある。これまではなかなか順調に使えなかったが、前走の春雷S、今回の函館スプリントSと連勝。今後のサマースプリントシリーズならびに秋のスプリンターズSも楽しみな存在だ。ウイングレイテストは斤量59キロも先行力の高さを見せて2着。1番人気に推されたアサカラキングはスタートから行きっぷりが悪く9着と敗退。やはり逃げる形に持ち込めないと厳しかった。

(JRA-VANより)

 

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