2024-020 GⅠ フェブラリーS レース回顧 | 競馬を楽しむには

競馬を楽しむには

予想は重賞の過去データと、調教診断から独自の指数を算出し、対象馬を6頭以内に絞り込み、配当状況に応じて馬券を組み立てて購入しています。また各重賞毎に資金を決め、事前に買目と資金を発表しています。全てが無料で公開していますので、安心してお立ち寄りください。

【レース回顧】

伏兵ペプチドナイル、初のG1&マイルで大仕事!

 

■レース結果
第41回フェブラリーSは藤岡佑介騎手騎乗の11番人気ペプチドナイルが先団で追走すると、最後の直線は馬場の中ほどから力強く脚を伸ばして先頭に立ち、そのまま押し切った。勝ち時計は1分35秒7(良)。鞍上の藤岡騎手はこのレース初勝利。本馬を管理する武英智調教師は嬉しいJRA・G1初制覇となった。

2着は1馬身1/4差で長岡禎仁騎手騎乗の5番人気ガイアフォース。3着はクビ差で武豊騎手騎乗の13番人気セキフウ。なお、1番人気に支持されたオメガギネスは14着に敗れた。
 



■レース展開・総括
スタートは2番シャンパンカラーが良くなかった。15番ドンフランキーが好スタートを切って1番手でダートコースに入った。4番ドゥラエレーデが2番手へ。14番ウィルソンテソーロも先行。1番イグナイター、9番ペプチドナイルも加わり好位を形成した。2馬身後ろに出遅れたシャンパンカラーが挽回。並んで5番オメガギネス。それから2馬身差で中団の前に7番ガイアフォース。さらに2馬身切れて3番ミックファイア、12番スピーディキック、それから6番カラテ、10番タガノビューティー、11番キングズソード。5馬身離れて後方には8番セキフウ、16番アルファマム、1馬身半差で最後方から13番レッドルゼルという隊列になった。

前半800m通過は45秒6とかなり速いペース。ドンフランキーはリードを1馬身取って3~4コーナーの中間を通過。2番手にウィルソンテソーロ。それを見ながらドゥラエレーデ、ペプチドナイルが追走して4コーナーをカーブ。さらに後ろからはオメガギネスがつけて、各馬が最後の直線に入っていった。

先頭はドンフランキー。内ラチ沿いからはイグナイター。ウィルソンテソーロはドンフランキーに馬体を併せて、さらに外からはペプチドナイルが併せ馬に加わった。ドゥラエレーデは反応が今一つ。オメガギネスも脚色が全く良くなかった。替わって外からはタガノビューティー、ガイアフォース、セキフウあたりが脚を伸ばしてきた。

残り200mを過ぎてドンフランキーがつかまり、ペプチドナイルが堂々と先頭へ。イグナイターは内で食い下がるも苦しくなってきた。外からタガノビューティーとガイアフォース、セキフウがしぶとい脚で猛追。しかし、先頭のペプチドナイルが外からの追撃を振り切って、堂々と先頭でゴールを果たした。2着争いは接戦。タガノビューティーは最後の最後につかまり4着。ガイアフォースが2着に上がり、セキフウが3着だった。

勝ったペプチドナイルは大仕事。前走東海Sでは6着と敗れていたが、重賞初制覇がG1となった。今まで東京ダートの経験はあったものの、距離1600m以下の経験は全くなかった。しかし、今回はスタートから出していきスムーズに好位に取りつくと、最後の直線は余裕十分で脚を伸ばして抜け出す横綱相撲だった。近い位置で先行したウィルソンテソーロが8着と失速しただけに、非常に強い内容だった。

一方で上位人気馬は総崩れ。ドゥラエレーデも速いペースの先行争いに加わり脚をなくした。オメガギネスは早々に脚がなくなり大きく敗れてしまい、今後に課題を残す結果となった。ガイアフォースは初ダートながら見事に2着。やはりワンターンのマイルという条件は、この馬にぴったりだったようだ。

(JRA-VANより)

 

購入馬券

娯楽予想表

偏差値結果

調教結果

血統結果

各馬総括

着順

払戻金

通過ラップ