【レース回顧】
テーオーロイヤルが追い比べを制して2年ぶりの制覇!
■レース結果
東京競馬場で行われたG3・第74回ダイヤモンドステークスは、菱田裕二騎手騎乗の2番人気テーオーロイヤルが優勝。道中は外の5番手を追走し、直線ではサリエラとの追い比べを制して一昨年に続く2年ぶりの勝利を決めた。勝ち時計は3分30秒2(良)。鞍上の菱田騎手、本馬を管理する岡田稲男調教師ともに一昨年に続く本競走2勝目を飾った。
クビ差の2着は1番人気・C.ルメール騎手騎乗のサリエラ、1馬身4分の1差の3着は3番人気・菅原明良騎手騎乗のワープスピードが入った。
■レース展開・総括
バラついたスタートで、3番トロピカルライトと6番ニシノレヴナントは後方から。先頭争いを制して、2番ヒュミドールがハナに立って1周目の4コーナーを回っていく。リードは1馬身。2番手に10番グランスラムアスク。2馬身離れて4番メイショウユズルハ。1馬身差で8番サリエラ。2馬身離れて9番テーオーロイヤル。1馬身差で7番ハーツイストワール。2馬身離れて5番ワープスピード。3馬身離れて1番ワンダフルタウン。4馬身差で6番ニシノレヴナント。2馬身離れて3番トロピカルライトという隊列で進んでいく。
前半1000m通過61秒2と緩みのない流れで、ヒュミドールが逃げていく。リードは1馬身。2番手グランスラムアスク。2馬身離れた3番手にメイショウユズルハとサリエラ。2馬身半差でテーオーロイヤル。縦長の展開で向正面を進んでいく。2000m通過2分5秒9とやや緩んで、中団・後方勢は脚を溜めている。2周目の4コーナー手前から徐々にペースが速くなり、ヒュミドールが先頭で直線へと入っていく。
直線に向いて、先行した3頭は苦しくなって後退。外からサリエラとテーオーロイヤルが馬体を併せて抜け出していく。外からワープスピードも伸びているが、前2頭とは差がある。内サリエラ、外テーオーロイヤルの追い比べ。最後まで2頭の競り合いが続いたが、外のテーオーロイヤルがクビ差抜け出して先頭ゴールイン。2着サリエラ、3着ワープスピードの順で入線した。
テーオーロイヤルが接戦を制して2年ぶりのダイヤモンドS優勝を決めた。一昨年は斤量54キロ、今回はトップハンデの58.5キロながら強さを発揮した。2年前の春の天皇賞は3着だったが、復活を果たした今年は面白いのではないか。サリエラは初の3000m超ながら力を見せて2着。東京コースはやはり合っている。ワープスピードが3着で続いたが、道中上位2頭の後ろからでは厳しかった。
(JRA-VANより)
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