【レース回顧】
リカンカブールが好位から抜け出し重賞初制覇!
■レース結果
中山競馬場で行われた第73回中山金杯は、5番人気で津村明秀騎手騎乗のリカンカブールが優勝。好位から抜け出し、重賞初制覇を達成した。勝ち時計は1分58秒9(良)。鞍上の津村明秀騎手は本競走初制覇。本馬を管理する田中克典調教師はJRA重賞初制覇。
2着には2分の1馬身差で、中団の外から伸びた8番人気・戸崎圭太騎手騎乗のククナ。そしてクビ差の3着には、好位から6番人気・M.デムーロ騎手騎乗のマイネルクリソーラが入った。
■レース展開・総括
ほぼ揃ったスタートから、11番ゴールデンハインドが先頭へ。12番ホウオウアマゾン、8番ボーンディスウェイ、3番リカンカブール、15番マイネルクリソーラ、4番エピファニーと続き、中団には7番ククナなど。後方を10番マテンロウレオ、9番サクラトゥジュール、2番アラタなどが追走した。
前半の1000m通過は60秒5のスローで、後方3頭ほどを除きほぼ一団で向正面中間を通過。3コーナーあたりからペースが上がり中団以降がややバラけたが、好位の各馬は先頭との差を詰めつつ4コーナーを通過した。
直線に入るとゴールデンハインドを交わしたホウオウアマゾンとボーンディスウェイが並んで先頭。ここに外からリカンカブールが切れ味鋭く並びかけ、残り150mあたりで先頭へ。大外からククナ、その内からマイネルクリソーラもよく脚を伸ばしたが、先に抜けたリカンカブールがこの追撃を振り切って勝利を手中に収めた。
優勝したリカンカブールはこれまで3勝クラス以下では【4.1.0.1】で新馬戦以外はすべて連対していた一方で、重賞の3戦は前走のチャレンジC7着など馬券圏外に敗退していた。しかし後手を踏んだ前走と違い、今回はスタートを決めて好位を確保。2、3着馬より一歩先に抜け出して重賞初制覇を達成した。今回のような競馬を続けられれば、今後の重賞戦線でも大いに楽しみだ。
(JRA-VANより)
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