【レース回顧】
コレペティトールが直線内から差し切る!
■レース結果
京都競馬場で行われたG3・第62回京都金杯は、岩田康誠騎手騎乗の8番人気コレペティトールが優勝。道中は内の6~7番手を追走。直線では内ラチ沿いから鋭く伸びてゴール前の追い比べを制した。勝ち時計は1分33秒8(良)。鞍上の岩田康誠騎手は2008年エイシンデピュティ、10年ライブコンサート、21年ケイデンスコールに続く本競走4勝目、本馬を管理する中竹和也調教師は本競走初勝利を飾った。
2分の1馬身差の2着は3番人気・坂井瑠星騎手騎乗のセッション、アタマ差の3着は1番人気・藤岡佑介手騎乗のトゥードジボンが入った。
■レース展開・総括
ほぼ揃ったスタート。外から手綱を押して16番ドルチェモアがハナに立つ。リードは3馬身。2番手で内に11番セッション、外に4番トゥードジボン。1馬身差で15番ドーブネ。1馬身差で内に5番ダノンタッチダウン、外に9番セルバーグ。1馬身差で17番フリームファクシ。1馬身差で内に2番コレペティトール、中に8番サヴァ、外に12番ビューティフルデイ。半馬身差で内に1番メイショウシンタケ、外に18番アヴェラーレ。半馬身差で6番シャイニーロックと14番アルナシーム。1馬身差で7番タイムトゥヘヴン。2馬身離れて10番アンドヴァラナウトと13番マテンロウオリオン。3馬身離れた最後方に3番ルプリュフォールという隊列で進んでいく。
前半800m通過45秒3とハイペースで、ドルチェモアがレースを引っ張る。リードは5馬身。2番手にセッション。2馬身離れてトゥードジボンが続く。縦長の展開で進んでいく。ドルチェモアが5馬身のリードで4コーナーから直線へと入っていく。
直線に向いて、ドルチェモアは苦しくなって失速。替わってセッションが先頭に立ち、外からトゥードジボンが迫っていく。内ラチ沿いからはコレペティトールが鋭い伸び。押し切り態勢に入ったセッションの内からコレペティトールが並びかける。ゴール前は3頭の追い比べとなったが、勢いに勝る内のコレペティトールが抜け出して先頭ゴールイン。2着にはセッションが粘り、3着にトゥードジボンが入った。
明け4歳のコレペティトールが内ラチ沿いから鮮やかに差し切って重賞初制覇を飾った。前走3勝クラスを好時計で勝利していたが、連勝での重賞制覇。目下力を付けているのだろう。岩田康誠騎手らしいイン強襲の手綱さばきも見事だった。距離もマイルが合っていそうで、今後の飛躍に期待したい。2・3着には先行した2頭が入ったが、今回は勝ち馬の決め手が光った一戦だった。
(JRA-VANより)
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