ペアのりくりゅう、2日遅れで銀メダルの授与が行われ、男子フリーの表彰式の後に、なんと氷上で再びセレモニーが行われ、金銅のペアも衣装を着て参加。
なんという粋な計らいなのでしょう。
国旗掲揚の際の、生コーラスも感動しましたが、本当にあたたかい大会でした。
運動誘発性喘息と発表のあった龍一くんも、英語のスピーチや、インタビューにも対応できるほど薬で落ち着いているのは、良かったですが、やはりエキシビションは辞退のようですね。
これは、偶然なのですが、私自身が10日前に、生まれて初めて「喘息」と診断を受けました。
喘息患者さんにはたくさんお会いしてきて、吸入指導も行っているから、少しは理解していたつもりでしたが、いざ自分の身に起こると
やはりこれは当事者じゃないと、わからないな、と感じます。
龍一くんも、今まで発症はなかった、ということなので
日本に帰ってからも、色々検査もするだろうと想いますが
急な発作の起こる要因は、必ずしも(アレルゲンがわかったとしても)100%特定できるものではなく
ストレスや、寒暖差とかも相まって起こるだろうことを考えると
今後も服薬でコントロールしていく可能性もあり
本当に満身創痍だな、と・・・
璃来ちゃんとペアを結成した当初すでに、体がボロボロって言っていたし
腰も今後もケアしながらやっていくのだろうし・・・
そんな中、ストレッチャーに乗せられて、リフトされる方の気持ちがわかった、とか
日本に帰って病院巡りしてメンテナンスするのがワクワクするとか
周りを和ませるような受け答えができる
なんて器の大きい人なんだろう、と・・・
今月初めから、喘息のために、まともな声が出せない状態が続いている中
オーディションに行って玉砕したりしている私は
またまた龍一くんから、学ばせてもらい
勇気をもらっています
ブルーノ・マルコットコーチが龍一くんのことを
「美しい魂の持ち主」と称したことがあったけれど
本当にその通り
パートナーと、フィギュアスケートに
自分の全てを捧げるようなその姿を
ずっとこれからも応援しています
日本に帰ってリフレッシュしてね!